欲から解放された神父 ヴィンセンシオ その1

1月17日(火)

『能力を正直に使う幸い。』実祝プランニング語録

ヴィンセンシオ・ア・パウロという神父がいた。
聖人と呼ばれている神父である。

しかし、彼は31歳の時から、欲も出世も、自己利益も棄てて多くの苦しんだ人達を助ける働きをした。
それは、表面に現れていることだけではない。

いくら、上手い言葉で誤魔化しても、解かる者には視えるし、大きな存在の目の前には隠せない。

ヴィンセンシオは1581年フランスのボルドーの南で農民の子として産まれた。
村の教会に通っていたが、ヴィンセンシオの聡明さにそこの教会の神父は感心し、ある修道院付属の小学校に送った。
ここでも、優秀だったのだろう。

後には、出世への1番の近道とも言われていた南フランスのトゥールズの神学校に送られた。

そして何と19歳の時、ペリグー司教の命令で神父の資格を授けられた。
この時代のフランスでは、貴族かお金もちの子供でないと出世できなかった。
その中で、19歳の農民の子、ヴィンセンシオは奇跡とも思える出世だった。

この頃のヴィンセンシオは神父の資格と権力を持って、優雅な楽な生活を狙おうといつも考えていたらしい。

農民の子であれば、小さい頃の生活は裕福とはいえなかっただろう。

彼はその後、どうなっていったのか?続きは明日のお楽しみ。

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