関わりのHAPPY その5

4月18日(土)晴れ
『HAPPYな関わりには責任が伴う。』
実祝プランニング語録
ある、田舎?に比較的大きなキリスト教会の会堂が建った。真向かいには、その地方の市役所がある。その場所に建てられた事も奇蹟である。そこに伺う機があった。
都会の大きな会堂にも勝るとも劣らぬ、遜色のない立派な建物であった。人も100人以上は席を占めることができる。私がHAPPYで素晴らしいと思ったのはその地域に溶け込む建て方をされていることだ。鉄筋の3階建ての目を引くヨーロッパ風の瀟洒な建物にする事も可能だったはずだ。しかし、その地域のカラーを大事にされ、木造にこだわり、外観の色もベージュとモスグリーンで統一されていた。だから、仏教が多い地域ではあるが、人人は違和感を覚えない。その地域には1軒だけの教会であるが、宗教を超えて、地域と人の心を大事にされていることが伺い知れた。その直ぐ近くに焼肉屋さんがあった。外観は都会の繁華街でも目立つような真っ赤な色が使われ、クリスマスのようなイルミネーションが季節を問わず光っている。しかしその地域はコンビニもないのだ。夜は道も明るくない。確かに目立ちはするが、考えさせられた。
さて、タイの国は何年か前から日本からも企業が工場を持つところが多くなっている。タイは敬虔な仏教国である。人人は「足るを知る。」の言葉をHAPPYに感謝して自然とも共存し、生活していた。ところが様々な国からの工場進出により、見えるところの経済は潤ったようであるが、調査によるとタイの国の人人の心は反比例して渇いていっているという。物やお金は急激に短期間で得られていったが反対に大事な心のHAPPYが削られてしまったと言うのだ。
どんなことでも、『関わる』事にはその地域の人のもつ本当のHAPPYを損なわず大事にする計画も立てる責任も伴うのではないかと思った。
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