サービスのHAPPY その4

3月20日(金)祝 晴れ
「HAPPYにさせるサービスは{どうぞ}の心が大きく深い。」
実祝プランニング語録

サービスは、仕事やお店に限ったことではないと思う。
「ありがとう・すみません・どうぞ」の{どうぞ}の部分が出てくることだとも思う。
ボランティア先の子供達に、2年ほど前、お菓子を持っていった。個人に送られてきたお菓子で高価なゼリーの詰め合わせだった。全員の数分はなかったし、すべてが同じ種類でもなかった。
持って行ったのは、{どうぞ}を教えたかったからだ。{どうぞ}を教えて、さあ、数が足りない分どうするか見ていた。すると、1番小さな女の子が、真っ先に私に差し出した。
「センセイ、わたしと半分こっ、しょう。」と。
嬉しいしHAPPYだった。それが、一緒にいる人へのサービスだ。
また、ある時、色んなのもを綴じる物を買って行ったが、予算の関係上様々な色が混じっていた。
男の子は青がいい、緑がいい、となってくる。ところがある男の子は、残った色でいいと言う。
赤が残った。その子は「綴じる物の色なんか関係ないやんか。誰かに見せびらかすものでもないし、綴じれたらおんなじや!。」私はその子から多くを教えられHAPPYだった。
また、ある時皆で劇をしたのだが、女の子が足りなくて、何と、その男の子が女性役を自らやるといって、引き受けてくれた。衣装はピンクの花柄の生地にレースを着けたものになった。それすら嫌がらずに着てくれた。もうひとり別の男の子が地味なおかみさんの役を、引き受けてくれた。
この子達を見ていると、{どうぞ}の心が大きいし深い。自分のことばかり主張していたら、何も進まず困ることが瞬間的に理解できその解決を自ら実行できているのだ。
それらは「~しなければならないとい」う観念ではなく、どうしたら「皆がHAPPYになれるのか」を非意識の中で認識できているからではないかと思う。頭でなく心で理解できているから行動に移せるのだ。素敵な人間に成長して多くのサービスとHAPPYを提供できる大人になってほしいなと心から願う。
Copyright2009 実祝(みのり)プランニング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

未分類

前の記事

サービスのHAPPY その3
未分類

次の記事

サービスのHAPPY その5