ゴミ箱のHAPPY その2

2月18日(水)晴れ
「HAPPYは、新たな創造分野でもある。」
実祝プランニング語録

新聞で、米国で娘の命を奪われた母親が今は極刑に決まった加害者に対し、怒りや憎しみの感情から解き放たれることを、この母親は教会などを尋ねて、時間をかけ努力してこられたとあった。許すのに事件から8年もの年月がかかったという。バケツに何杯も溜まる涙を流されたようだ。今は12年もの年月が流れた。許してはいたが、不思議な心の声「許し、それを相手に伝えるように」を聞いて「友人」とまで呼ぶように変えられたことが載っていた。そしてその、相手を定期的に慰問をしていると。
すごいなあと思った。

辛い出来事であればあるほど、乗越えるには、それは、直ぐには心と思いで、一致しなくても、自分が相当な努力をしていくことをしないと、出来ることではないと思う。時間もかかる。

しかし、それがあるとき、急にできるようになる時が必ず来る。それを促す出来事が偶然突発的に出たりする。
そして、奇蹟とも思えるような、本当の友人となり、友人を励まし本気で助けていけるようになる。
そんな素敵な関係に変えられていく事も事実あるのだ。
私はこんなすごい大きなことではないが、比べるに足りない千分の1位の、もっと小さな事でそれを少しだけ理解でき、少しだけ見えてきたような気がする。
どこかの国では、加害者を自分の子供として、引き取ったという事実や、加害者と被害者が結婚したという事もあったらしい。又、加害者の親友となり、一緒に生活するようになった事実もある。
勿論加害者の、心も変えられての結果だが。すごいなあと思う。
その方々は、自分の状況や感情と闘い、本当に勝利した素晴らしくHAPPYな方々だ。
ご自分の心の奥に与えられた、本当に人を許し愛するということに素直になる勇気をもたれた特別HAPPYな方々だと思う。怒りや憎しみは持っていても、周囲に素敵なことを見せないが、それを捨てて、新しい「すばらしいもの」を新たに見事に創造されている。

一般的に言われる見えるHAPPYとは次元も質も違う人間としての本質の部分で素晴らしいHAPPYを財産に持たれている。
HAPPYは新たな創造の分野だと私は、教えられた。
Copyright2009 実祝(みのり)プランニング

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