死者の日の伝説 その2

11月4日(水)晴れ
『愛する者への感謝は、失せることがない。』実祝プランニング語録
岩のすきまから、巡礼者が見た煉獄では、煉獄で苦しみの声を上げている人が沢山いた。
その横で、修道士が巡礼者に言った。「あの苦しんでいる人達のために祈ると、死者の魂は、早く天国に行ってしまうので困ったものだ。と、悪魔がぼやいていたのを、私はきいたよ。」
巡礼者は、打ち上げられた孤島から、故郷に戻ると、早速「オド」を訪ねた。そして、その話しを残らず話した。
オドは死者を思いやり、11月2日を死者の日と定めた。これが998年。次第に、関連する修道院に広まり、フランスから西欧全体に広まって行ったという。
15世紀にはスペインのドミニコ修道会で盛んに行われ、18世紀にはこの日に三回のミサを捧げることが各カトリック教会に広まり、1915年には教皇のベネディクト15世が全ての司祭に許可し、広まって行ったという。
しかし、現在はカトリック教会でもこれを規定とはされていないようだ。また、煉獄についてもあまり言及されることもないようだ。
ちなみに、マルチン・ルターの宗教改革は1517年10月31日。カトリック教会で死者の日が広まって行く中、プロテスタント教会においては、それを広めることはなかったのである。
しかし、宗教改革以後、廃止されても、死者を大事に想う気持ちにはだれも歯止めをかける事はできなかった。
愛する人人を神が自分のそばにおいてくれたお陰で、今がある。だから、死者を拝むということでもなく、感謝の気持ちが、大きくそれが何かの形になって表されていくのだろう。
続きは、明日のお楽しみ・・・。Copyright2009 実祝プランニング
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09’9月25~27日までのブログでパシフィック・ユニオンの学生達が、一生の力となり続けた、詩篇34篇の言葉。長いので、少しずつ、簡単な説明とともに、紹介させていただく。新改訳聖書引用。
その36 ・詩篇34篇『21 節・前半・悪は悪者を殺し、』悪をいくら巧妙にたくらんで、実行したとしても、主はそれを見ている。必ず悪者は自分が掘った穴に落ちる結末になる。これは他の詩篇の中でも何度も断言されている。

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