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再船出と応援していく愛と許し

2017年11月10日 / 最終更新日時 : 2019年2月28日 happy-ok3 未分類

再船出と応援していく愛と許し

2017年　11月10日（金）

東日本大震災から6年7か月。熊本地震から1年半。
鳥取や福島沖地震など災害を忘れずに祈ります。
九州の豪雨、台風21号・22号による被害心が痛みます。
支えられますように。

『応援は実際の形になっていく。』

小説「氷点」を書いた、三浦綾子氏（1922年～1999年）

三浦氏が、常田二郎牧師（2001年に101歳で逝去）から

すごい実話を教えられ驚いたと。

ある女性は、夫が亡くなり未亡人になった。

息子はまだ生後10か月。

大切に育てたが、戦争に行ってしまう。

無事に戻ってきたら、今度は肺結核になり

療養所で療養することに。

長い療養が終わり、帰ってくる日に赤飯を炊いて

待っていたが胸騒ぎがして、療養所に行くと

姿が見えず、数か月後に白骨した姿で見つかる。

ある夜、女性は息子の夢を見た。

手で2人にやられたと言っている。

2人のうちの1人は自分で命を絶ち、もう1人は

後日、自首をした。

女性はクリスチャンだったが、犯人を許せない！と。

ある日、犯人の母親が女性を訪ねて来て

「許して下さい！」と泣き伏した。

その時

「辛い想いをしている親がここにもいる。」と。

女性は犯人に「許します。」と手紙を書いたという。

そこから犯人と文通が始まり、面会に行くように。

面会したら憎しみが湧くか？と心配したが、

憎しみより、慈しみの気持ちになったと。

これは、人間業ではないと、皆はいう。

それだけでなく

犯人のために、自分のお金で「減刑運動」を始める。

その甲斐があり、犯人は早く刑を終えた。

その後、犯人は心を入れ替え、洗礼を受けたという。

洗礼を受けた日、70歳を過ぎた女性は犯人を

自宅に招き、夜は親子のように過ごしたという。

慈しみはまだ続く。

犯人のためにお嫁さんの世話もし、離れていても

親と息子のような付き合いをしていったと。

いくら、信仰を持っているからといっても

ここまでは出来ない…事が多いと思う。

しかし実話である。

さて、信仰云々と関係なくとも、素晴らしい

働きをしている方は多い。

私が存じ上げているカンサイ建装工業株式会社の

会長・草刈保廣氏。

草刈氏は、目の中に入れても痛くない愛娘を

2005年12月にロスアンゼルスで娘さんの夫から

命を奪われてしまった。

ご家族にとっては、大きな深い悲しみとなった。

彼女の兄である、草刈健太郎社長も大きなショックを。

しかし

この事から、日本においても犯罪の後、刑を

終えた人たちの「再犯防止」へと動き出された。

関西でも以前からそれらを行っていた

経営者の方々が、この事を組織化された。

そして

刑を終えた人たちを、実際に会社に雇用させ

「職」を通じて「親」のように見守ることで

出所者達の円滑な社会復帰を支援していく試みをと。

名前を「職親プロジェクト」と名付けられ

2013年2月に最初は、関西の７社と

日本財団（東京）が連携して発足した。

現在は全国的に拡大されて、参加企業も多くなった。

さて、私の母は、私が産まれる前から警察に勤務し

私も※教誨師（きょうかいし）と一緒に、

刑務所に慰問に伺った事がある。

※矯正施設において収容者・受刑者の心、精神の徳を教え、
向上させていく人たち。僧侶や神父や牧師が多い。

その空気は、私は肌で感じている。

私は草刈健太郎社長の紹介で、会議に出席。

その時、草刈保廣会長が私に

「happyさん、こっちで一緒に座りましょう。」と

左隣に座らせてもらった。

会長の右隣には、刑を終えて再船出に頑張っている

青年が座っていた。

私は彼の顔を見た時「この人は大丈夫だ！」と

確信した。

それは顔や雰囲気に現れ,私には解る。

帰る時は、彼と握手！！！させてもらった。

そして

会長が陰で多くの愛情を形にしている事を

後日、会社の方が、教えてくれた…。

けれど

上手く行く場合と、いくら心を尽くしても

悲しい、哀しい事になる事もあると聞いている。

ある会議の中で、某社長は「心の教育が必要だ」と

哀しい目をされ、切実に言葉に出された。

言葉の裏にある哀しみが伝わってきた。

良くない事を良くないと感じる心、

良い事を判断して選ぶ道に進む事が

今の時代、難しくなってきているという。

先日、宿題のコピペがあると書いたが

バーグの丘の妖精～汗と労が尊い↓
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20171107

小さな事が、積み重なっていくのでは？

警察沙汰にならない「万引き」や

論文等の「上手な盗用」その他違反をしても

「その位、大きな気持ちで許せない人が悪い。」

などと、居直る人もいる。

イジメをする人たちは「集団」で行う。

大人のネットの世界でも、上手に仲間内で

表にはわからないよう相手を攻撃し、嗤う。

その中での仲良し意識が、絆のようになって。

これらが空気伝染して、全く関係の無い人・場で

犯罪につながっていく…。不思議な事に。

「欲を出すと

大切なことをなくしてしまう

同じ花はひとつもない

努力は必ず実る

（by happy-ok3）」

この事を書かせてもらったのは、草刈健太郎社長から

「happyさん、ブログで職親の事を紹介してほしい」

と言われた事がきっかけだが、デリケートな事なので

せめて

表面の活動の下にある根の部分を紹介出来たらと。

私ごときが、どこまで上手くお伝えできるか？わからないが…。

ここは重荷をもつ方々が、真剣に取り組んでいる。

そして

他者の命を粗末にしてはいけない。

イジメによって命を絶つことも、留まってほしい。

大切な者の命を喪う事は、遺された者たちに

一生消えない悲しみになる。

事件でも、震災や災害でも同じなのだ。

苦しい事を乗り越え、コツコツ真面目に

頑張っている人の事を本当には何も知らず

妬んで潰そうとする人たちも悲しいが居る。

また、真剣に再船出をしている方たちと

その背後で支えている経営者や会社の人たちの

大きな愛情を応援してほしい。

この愛情は、時間もお金も労も心配もお世話も、

実際的に多くのモノが捧げられているのだ。

世の中、心が通じにくい人もいる。

しかし、善い人たちも、沢山いる。

欲を出すと、大切な事が見えなくなる。

大切な事を曇りのない目で見れる

そんな1日1日を重ねたら、大きな幸せにつながる。

コツコツと善い努力は、花が咲く！

奴隷船の船長だったジョンが変えられた事実。

毎日がアメイジング・グレイス↓
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20171031

そして、再船出をしている大切な方々へ。

拙ブログに目を通して下さり感謝します。

地味でも、コツコツ努力している事は

必ず素晴らしい花を咲かせる。

植物は孤独の中で、育ち成長する。

同じ種類の花でも、同じ花は一つもない。

あなたはあなたと言う素敵な綺麗な花！

上辺の「いいね」に惑わされずに

本当に信頼できる土壌のもとで

あなた自身を育てて！　きっと大丈夫だから！

今日という日は、

あなたに新しいラッキーな1日だから！

今日のラッキーを探そう
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20170714

あなたというかけがえのない存在が

あなただけの素晴らしい光を今日も

輝かせて欲しいと祈ります！

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　お知らせ

★「ひきこもりピアサポートゼミナール」カレンダー
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20170718/1500304976
居場所・当事者会などに参加しようと考えている方へ
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20171010/1507566857

★ホームＥＴＭ（人を育む英語の歌あそび）
https://etmjapan.jimdo.com/

11月19日（日）国立音大でＥＴＭのワンデイ・キャンプが開催。
お子さん、お孫さんのいるご家族や、子どもたちとかかわる
仕事をしている人には、役立ちます。
ＥＴＭ＝Education Through Music
歌で楽しく遊びながら、個性や自立心、協調性や想像力、
コミュニケーション能力等を育てる全人教育です。

★可愛い猫エマちゃんの里親募集していました。
エマちゃんは、里親希望さんの所で11月5日から
7日間のトライアル。フレー！フレー！エマちゃん。
新しい環境に、まだ慣れないようです。応援お願いします！

エマちゃん。(#^.^#)