幸いを分かち合う幸い
11月13日(木)
『幸いを分かち合うことは本当の幸い。』 実祝プランニング語録
11月13日は「漆(うるし)の日。」
日本漆工芸協会が1985年(昭和60年)に制定。
さて、日本の民話に、栃木・宇都宮の漆のお話がある。
(宮城県にも似た話がある。)
むか~しむか~し、金持ちの漆職人、武太 夫(たけだ ゆう)
という人がいた。
金持ちになったのは、木を切りその皮から摂れる漆の汁が、
山奥の谷川のふちの底に
偶然に溜まっていることを偶然見つけたため。
本当は無断で漆をとること自体禁止。
しかし元金がゼロ円、木を切らず汗も流さず、
しかも漆は高く売れるのだから金持ちにもなる。
ずるいが、こんな楽で儲かる事はないと考え、独り占めしようとした。
そこで、その谷川のふちには人が寄り付かないように
怖ろしい竜の細工を作らせ、竜を谷川に沈めた。
さて息子にも漆の秘密を教え、溜まっている漆を息子に
とらせるために、谷川のふちに行った。
すると、ええっ~~細工の竜が襲いかかって来た。
実は細工の竜は谷川にいる間に魂が宿ってしまい、
本物の竜になっていたのだ。
勿論、父息子とも竜に襲われ、2日後に村のそばの河原まで
息のない姿となって流されていった。
ついに、ずるがしこい漆の盗みの事も村人にわかってしまう。
そして、武太 夫の家や財産は全て没収となる。
「分かち合えば合うほど 神はわしらに
分かち合うものを与えてくれる
わしらは他人と分かち合うとき
本当は神とわかちあっているんだ
(ネイティブアメリカンのラコタ族長老
ノーブル・レッド・マン)」
ふたりで半分こ http://www.youtube.com/watch?v=eteOylbQpu8
良い歌です。
さてさて、漆の製法というのが、なんと平安時代の文徳天皇の第一子が
京都嵐山の法輪寺に、期限を決めて祈願をするためにお寺に籠り、
その日数が無事満ちた日に菩薩から伝授されたという言い伝えがある。
それだけに漆の製法には、清く尊い祈りが込められていたのだ。
自分だけ良ければいい!という考えや行動には
本当の幸せは姿を出さない。
自分の欲が作った「モノ」が生きて姿を出してしまうと悲しい。
今日も、お互いの幸いを一緒に分かち合ってGO!
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鳥たちは愛する家族=http://siawasetori.hatenablog.jp/
minori様、こんにちは。^^
こちらの記事を拝見して、相田みつおの
「うばい合えば足らぬ 分け合えばあまる」を思い出しました。日めくりカレンダーに書かれていて、感慨に浸りながら眺めていました。ただこの言葉は、人によって解釈がいろいろあるようです。ストレートに読めば、納得はいきますし、いい言葉だと思いますけどね。。。^^素直に受け取っています。
みかん様、こんにちは。
分かち合うって、素敵だと思います。
似たような言葉は、沢山あると思います。が
アメリカンインデアンの言葉は、大きな目でみているように思います。ありがとうございます。