人もインコも励ます その2
5月24日(土)
『弱さを持った鳥だからこそ、
愛情深い飼い主を選んで来る。』実祝プランニング語録
犬派、猫派という表現がある。
私は「鳥派」である。
ところが、私の所には、「色んな鳥たち」が集まってくる。
寿命が短い仔や、病気の仔、突然変異の珍しい仔、生まれつき障がいを持っている仔など。
どの仔に対しても、誠心誠意、向き合い愛情を注いでいる。
さて、先日、隣に居合わせた「生後1か月・足が立たなくなったインコ」の飼い主さん。
頑張って欲しいと願うが、私の所でも、同じく生後1か月でそのようになった仔がいた。
それは飼い主の責任ではなく、ペットショップやブリーダーの所での管理が大きい。
同じ環境下であっても、弱さを持った仔は、弱さを発見して補うことが必要だが、
そこまでは手が回らないだろう。
しかし、弱い仔や寿命の短い仔ほど、感覚が突起しているので、
飼い主を鳥が選ぶことが多い。
そう、本気で自分を慈しみ愛してもらって、幸せにあちらの世界に行けるように。
「足が立たなくなったインコ」の飼い主さんは、悲しんでおられた。
私も同じ経験をした。
だから気休めでなく、言える。
「どういう結果になんとしても、心配して病院に連れてきて
最大限のことをしてもらえるというのは、その仔にとって
本当に幸せですよ。
だから、あなたの所に来たのですよ。
私も同じ経験して、その仔は天に帰ってしまいましたが
来てくれたこと今でも感謝しているんです。」
その飼い主さんは、その言葉で「笑顔」になってくださった。
「一つひとつの悲しみには意味がある。
時には思いもよらない意味が。
どんな悲しみであろうと、
それはこのうえなく大切なもの。
太陽がいつも朝を連れて来てくれるように、
それは確かなことなのですよ。
(エラ・ウィーラー・ウィルコックス)」
鳥は自分の病気を隠すし、本当に敏感である。
耳は犬よりも良く聞こえる。
そして、私が感じるに、「テレパシー能力」が優れている。
愛されたことは、天に帰ってからも忘れていないと思う。
Copuyright2014実祝プランニング