戦場のアリア その3

11月14日(日)
『クリスマスは戦争さえ中断させる平和を持つ。』実祝プランニング語録
ドイツ軍にいたテノール歌手の兵士が歌いだすと、フランス・スコットランド軍にいる司祭が「きよしこの夜」にバグパイプで伴奏をつけた。
「きよしこの夜」の曲が終わると、今度はフランス・スコットランド軍の司祭が「神の御子は」というクリスマスキャロルを演奏しだした。
すると、ドイツ軍のテノール歌手も、歌い返した。
両軍の兵士たちは、その事がきっかけで、どちらもがその曲を歌いだした。
そして、銃を置いて、お互いが陣営の外に出て、嬉しそうに歌った。
その夜はクリスマス・イブ。
両軍とも、クリスマスを祝いたい!!!という兵士が多かったのだ。

そこで、両軍の将校達は、取り決めをした。
「今夜はクリスマス・イブだ。休戦にしよう。」と。

テノール歌手の恋人で、ソプラノ歌手アンナが慰問にきていた。彼女が皆の前で「アヴェ・マリア」を熱唱。
皆、その歌声に感動した。そこで、フランス・スコットランド軍にいた司祭は、両軍の兵士の前で、クリスマスのミサを執り行った。
ありえないことが起きたのだ。敵も味方も一緒にクリスマスキャロルを歌い、ミサを捧げるという・・・。続きは、明日のお楽しみ。
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