素敵なお医者さん その3

4月21日(水)曇り
『本当の医者は見える部分や数値だけを判断しない。』実祝プランニング語録
大きな病院に移してほしいという、私の家族の申し出に対し、山田先生は首を横に振ったという。
「この子は、私が責任持って治します。診ます。」と。
家族は言った。「死んでしまったら、どう責任とるのですか?大きな病院のほうが、設備も整っているでしょう?」
山田先生が決意をこめた言葉で言った。「もし、治らなければ、何かあれば、私は医者を辞めます。医者生命をかけて、治療にあたります。お任せいただけませんか?」と。これには、家族一同声も出なかったらしい。山田先生は、(歳は覚えていないが)まだ、これからという年令だったし、家庭も持っていた。
それが、医者としての使命と思っていたのだろう。意地でも変なプライドでもない。
身内でもない、他人の0歳児の赤ちゃんのために、そこまでできるだろうか。
一か八か、皆、山田先生に賭けてみることにした。山田先生は、
早朝、昼、夕方、夜、その他、診察もあるのに、1日4~5回は往診してくれた。それがどれだけ続いたのかは、私は知らない。その後、治療が功をなした。
この頃は、今のようにデジタルの時代ではない。注射針も今のような細い物もない。
医者としての本当の力を備えた医者しか、本当の治療はできない。0歳児の私は、言葉も発せない、まして、死に掛けていたのは誰の目にも明らかだった。
この話は私が小学校5年の時、初めて聞かされた。私は0歳児の記憶としては全く覚えていない。
今、このようなお医者さんがどれだけおられるだろうか?
続きは明日のお楽しみ!
『幸いなことよ。全き道を行く人々。聖書詩篇119:1』 ★★★Copyright2010実祝プランニング※アダルト的内容とは一切関係がないのでそのようなコメント及び不適切なものは遠慮をさせて頂きたくお願いいたします。

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