クリスマスの12日の5日目
12月30日(水)晴れ
『クリスマスの光は人の弱さを正し、癒す。』実祝プランニング語録
{クリスマスの12日の5日目、愛するあのひとがくれたのは五つの金の指環、四羽のさえずる小鳥、三羽のフランスのめんどり、二羽のキジバト、梨の木の中のヤマウズラ。} 1日目のヤマウズラ=イエス・キリスト。2日目のキジバト=旧約・新約の2冊の聖書。3日目のフランスのめんどり=信仰・希望・愛。
4日目の四羽のさえずる小鳥=新約聖書の4つの福音書の著者マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ。
5日目の五つの金の指環とは、旧約聖書の最初の5巻・モーセ5書と呼ばれる『律法の書=創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記』を示す。 さて、このクリスマスの12日は「隠れクリスマスキャロル」であり、資料も解説もないが、私なりに背景を調べ、オリジナルとして書かせていただく。
なぜ、クリスマスにモーセ5書なのか?金の指環は王の証印。その金の指環で印を押すと王の言葉として実行される力を持っていた。
他の金属は白か灰色で産出されるが、金は自然界で美しい色のまま産出される。金は腐食しないし、他の香りが染み付くこともない。電気を驚くほど伝えることが出来、光を反射する。
神の言葉は光であり癒す力を持つ。古代の中国では鍼灸師は金の鍼を使用したと言う。そしてモーセ5書は考古学者たちの研究からも歴史的であると言われている。
民数記の中には「青銅の蛇を仰ぎみると蛇にかまれた者は死なずに生きた。」とある。これはキリストの十字架の雛形とも呼ばれ「罪を持ったままの人間が十字架の救いを信じるとき、赦され新たに生きる」と。
この5書の中には人間の弱さ、罪深さが次々表される。そして神のおきてと定めを守り行えという言葉が繰り返し出る。
神が人に与えた「十戒」も出エジプト記に記されている。
新約のマタイの福音書ではキリストの降誕は「ご自分の民を罪から救う方」と明記されている。
私達はクリスマスを『喜び祝う』ことだけに焦点をあてがちであるが、その喜びは人の罪を救う救い主の降誕であり、神の前に自分を低くして自分の罪とも向き合わなければいけない。 「モーセは地上の誰にも増して謙遜な人であった」と民数記にある。そしてキリストはご自分を低く、しかし、光となって降誕された。
金を表すラテン語は「輝くあけぼの」という意味を持つ。単にお祭り騒ぎとして浮かれるのでなく、神の前に自分の罪を認め謙遜に、神に感謝と自分をささげる時であもあるのだろう。続きは明日のお楽しみ・・・Copyright2009 実祝プランニング★★★★★★★★★ 『み使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。」ルカ2:10』 すばらしい喜びは罪を赦し、癒される救い主降誕にある。