エセル・マーマンのHAPPY その6

5月19日(火)曇り
『形を変えたHAPPYな天使はいつもそばにいる。』実祝プランニング語録
ブロードウェイで成功したからといって、エセル・マーマンは決して苦労が無かったわけではない。5度の結婚をしている。今の時代ならともかく、この時代は騒がれ、中傷もあったことだろう。
また、年齢的に遅くに生まれたであろう、愛娘を25歳の若さで天に送っている。その後、相次いで
母、父をも天に送った。しかし、その失意の中にいても、マーマンの歌声は力を失うことが無かったという。苦労が無かったわけでも、悲しみに浸ることが無かったわけでもない。
中傷、良くない仕打ち、苦労、悲しみ等に対し、自分がそれに潰されることを許さなかったのだろう。少年ビルを励ました正義は、マーマン自身をも励ましていたと、思う。
マーマンの最後の舞台は74歳の時。カーネギーホールを満場にし、観客を最後まで力強い歌声で魅了したという。
私はマーマンがどんな宗教や思想を持っていたのかは知らない。が、それ以前の人間として大事な事とHAPPYを確かに持っていたと確信する。ぐれかけていた荒んだ少年の心に感銘を与え、素直に生きて見ようとまで決心させたのだ。上手な言葉や、単なる同情だけで、そういう少年の心は転換させられない。これもマーマンの才能だったと思う。マーマンの歌には技術以上の人の心に真っ直ぐ向う「何か」があったのではないか?ビルはシルリアンズの会合で『この事を通し神が困難から救い出してくださると確信した。』と語った。。『まことに主は、あなたのために御使いたちに命じて、すべての道であなたを守るようにされる。聖書 詩篇91:11』マーマンとの出会いは一瞬である。しかし後のどんな困難も神は助けてくださるという正しく生きていく希望とHAPPYをビルの心に植えつけた。マーマンはこのとき形を変えた天使だったと思う。HAPPYだ・・・。続きはまた、明日・・・・。
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