欲から解放された神父 ヴィンセンシオ その3
1月19日(木)
『周囲の援助を善きことに使える幸い。』実祝プランニング語録
厳しい生活と、断食、祈り、修行、そして貧しい人達の為に働き続けたヴィンセンシオ神父。
1613年には、当時権力を持っていた貴族のゴンディ家の家庭教師となった。
なんだ、やっぱり楽をしたいんだ・・・とは考えないでほしい。
このゴンディ家の力やお金を貧しい人達を助ける為に協力をしてもらうためだった。
自分の欲のためではない。
ゴンディ家の人達も真摯なヴィンセンシオの裏表のない信仰と人柄に心を動かされ、ヴィンセンシオを敬い、出来うる協力をした。
ゴンディ夫人の霊的な指導者ともなり、夫人の助けを頂いて、ゴンディ家の領地の農民達に神の愛を届け、実際的な生活でも彼らを助けた。
そしてヴィンセンシオは都会の大きな立派な教会に行くのではなく、地方の教会にいく。
子供達の将来の為にと、学校を建てたり、助けが必要な農民達に福祉施設を造った。
また、刑務所を回り、囚人を更正させる助けをしたり、困っている人の未解決の裁判を急がせたり、とにかく物凄い勢いで人を助ける為に活動していった。
多分、寄付やお金や物は、困っている人達に与えていったのだろうと思う。
その姿と、実績はフランス王・ルドビコ13世もみとめ、ヴィンセンシオをフランス全土の刑務所の担当教師に任命されたほどだった。
では、また良い服を着て少しは優雅になっているのか?というと、古びた服と穴だらけの靴を履いて平気でルーブル宮殿に出入りが許されていた。
続きは明日のお楽しみ。
Copyright2012 実祝プランニング尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップページに、メンバーによる、励ましの小さなポスターをPDFで掲載。
1月にNO.15「初春」を掲載。
同じく16年前被災した立場から、想いをこめて創られたようです。
また1月に「しっかりと美しく辰」をも掲載どうか、用いて頂ければ、幸いです。