恐怖の克服
12月8日(木)
『恐怖は慰められることから克服していける。』実祝プランニング語録
さて、嫌だなあと思うのと、恐怖を感じるのとは違う。
動物達を見ていると良くわかる。
うちの仔たちも、獣医さんのところに行くとなれば、ケージに入れられるので、
鳥かごの奥にへばりついたり、中々出ようとしない。
人間の子供でも、お医者さんに行くのを嫌がるのと同じ。
しかし、恐怖とは違う。
うちの鳥達は、自分がお化けだ、怪獣だと思っているものには恐怖を示す。
まず、勇輝は風船が「お化け」。
この仔の前に風船を置いて、「これは何だろう?」という顔をしているところに、
風船をぷぅ~と膨らませた。
自分と同じ位の「物」が自分の何倍もの大きさに急に膨れたからビックリ。
これはお化けだぁ~と、風船をそばに持っていくと逃げる。
怪獣は「黄色いカゴ」。このカゴを持っていたとき、足を滑らせ、黄色いカゴが鳥カゴに音を立てて当たってしい、驚かせてしまっため。
黄色いカゴを見るだけで、羽の音をバタバタ鳴らして怖がる。
これらは、人間のトラウマのようなもの。風船やカゴが攻撃することはない。
人間は傷つけられると、トラウマになってしまう傾向がある。
しかし、それは今現在は攻撃してこないものなのだ。
恐怖を自分に向けていく人は、身体に症状が出てしまう。
しかし怖いのは、それを他者に向ける人。自分の劣等感や失敗の恐怖を嘘や誤魔化し、そして人他者を上手に攻撃していく人がいる。肩書きは関係ない。
こういう人は自覚が無いので怖い。
過去の恐怖や何かは、処分しないといけない。お詫びすることがあるならお詫びしたら良い。
心の中に送り込まれる慰めは、目に見えない思いやりから発せられる。
『まことに主よ。あなたは私を助け、私を慰めてくださいます。詩篇86:17後半』
そして祈るということも、良い方向に恐怖を克服していける一つだと思う。
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