命を保つ

10月1日(土)
『命を護る叫びと祈り』実祝プランニング語録

詩篇86編は紀元前1000年頃に実在した、ダビデ王の祈りの詩でもある。
1節では、自分の苦悩を聞いてください、答えてくださいと嘆願している。
2節では、自分が神という存在の前に、自分自身の存在を護って欲しいと願っている。
私のたましいを守ってください。 
 私は神を恐れる者です。
 わが神よ。どうかあなたに信頼する
 あなたのしもべを救ってください。詩篇86:2』

魂とは、命、息、生き(命を保つこと)を示す。
つまり、その人の存在そのものを表している。

命を絶ってしまう多くの人は、自分の存在価値を自分が認められなくなってしまうことが多い。

確かに、今は、仕事をしても、何かを提供しても、ボランティアをしても、それを取りまとめている人から「使い捨ての何とか」のように扱われて傷ついている人もいる。
そういうことを体験した人は、その苦しみが理解できると思う。

しかし、どんなに周囲がそのように扱ったとしても、自分が自分の価値を認めてあげることが大事。

それが出来なくなるほどに酷い仕打ちをされたとしても、大きな存在はあなたの価値を認めている。

ダビデ王も、追い詰められ、しかし、そのなかで
「私自身が存在する価値と、私の命を、認めて守ってください。」
そう叫び祈った。

うちには、掌に乗る小さなペット達が居るが、彼らは毎日私に自分の存在を
アピールする。「僕がここにいるよ。僕のところに来てよ。」と。やかましいくらいに・・・。

命は尊いもの。そして生かされている奇跡があることに目を留めたい。
Copyright2011 実祝プランニング

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