クリスマスのバラの奇蹟 森の花
12月17日(金)
『クリスマスには奇蹟が起きている。』実祝プランニング語録
泥棒のおかみさんが、この修道院の庭より綺麗な花が咲くところがあるというので、平修士は「信じられない。」と言った。
「ここは、私が誠心誠意、手入れして綺麗な花を咲かせていくのです。森の中で誰も手入れもしないような場所でここより綺麗なところがあるのでしょうか?」
おかみさんは憤慨しながら
「あるんだよ!あんた達は神様に仕えているんだろう?それなら、毎年クリスマス・イブにイエス様の降誕を祝って、真冬のジョーインゲの森が綺麗な花一杯の庭に変わることも知らないのかい?あそこに住んでいるあたしらは、毎年それを見てるんだよ!それはそれは綺麗で
摘むのはもったいなくて、手も出せないくらいなんだよ!あんた達、知らないのかい?」
アボット・ハンスは子どもの頃から、ジョーインゲの森の言い伝えを聞いていた。
けれど、誰もその場所も知らないし、見たことがないと言われ続けてきた。
アボット・ハンスは神がクリスマス・イブに与えられる美しい奇蹟に出会いたい、神を賛美したいと思った。
さて、アボット・ハンスはジョーインゲの森に行くことが出来るのだろうか?
続きはお楽しみ!Copyright2010 実祝プランニング