光の天使のHAPPY 赤い車
11月10日(火)曇り
『私達は多くの人達の助けのリレーによって支えられている。』実祝プランニング語録
ウイリアムとバージニアの住んでいる街を通ってくれる車のあとに、そろそろとついて、行った。しかし、ある道路まで来たとき、その車と2人の方向は、右と左に分かれることになってしまった。
もう夜の時間帯であるから、無理も頼めない。
家までは、あと7~8キロというところであった。しかし、暗い夜道をヘッドライトをつけず運転することほど危険なことはない。
バージニアはウイリアムを励ました。「ここに車を停めて待っていましょうよ。家までは、そんなに遠くないから、
誰か、知ってる人が通りかかるかも、しれないわ。」
ウイリアムもバージニアの提案に従うことにした。何分かが過ぎたとき、ヘッドライトを照らした、赤い車が近づいてきた。車の車内は暗くて運転者の顔はよく見えなかった。けれど、窓を開けて様子を聞くこともしない。停まってくれたわけでもない。
しかし、ゆっくりと速度を落とし、2人の車の前に入ってきたのだ。
近くに銀行の駐車場があり、その駐車場のかすかな明かりを頼りに、バージニアは、車のナンバープレートを見た。
なんとなく見覚えがある。「どうやら、知ってる人のようだわ。」停まってファザードランプを点滅させている車の前にゆっくりと、入ってきたという事は、ついてきなさいと、誘導の合図だ。
ウイリアムはそう確信し、エンジンをかけ、その車の後ろについていくことにした。2人はこれで家に帰れるのか?
続きは、明日のお楽しみ・・・。★★★★★★★★Copyright 2009実祝プランニング
11月8日からは、いぶし銀の輝きを持つ詩篇46編。多くの人がこの詩篇46編で、絶望から立ち上がった事実をもつ。
その3・詩篇46篇『3節・たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。』平穏な生活の中、安全と思っていた事柄が、混乱するような出来事が起こるときがある。なめらかな水が氾濫を起こすように、日常の生活の中でそのような出来事に見舞われても、1節でも歌われているように、本当の逃れ場が、すぐそばにある事実に信頼しなさい。