アルキメデスが見つけたHAPPY その9

8月2日(日)曇り
『戦いの中で、友としての忠誠が見える。』実祝プランニング語録
さて、アルキメデスの墓を建てたマルケルスだが、その墓はキケロによって発見された。
マルクス・トゥッリウス・キケロ(BC.106年~BC.43年)は、アルピヌムの出身で祖先には地位の高い官職や要職者を持っていなかった。しかし、ラテン語散文の名手であり、文学者としての評価は高い。政治家としての評価は様々で、元老院派を離脱する時等は終始無責任で身勝手な対応があったため、殺害されるところであったとか。
キケロは共和制ローマ期の政治家であり、文筆家であり、哲学者であった。このキケロがBC.75年にアルキメデスの墓を発見している。
マルケルスが、本当にアルキメデスを大事に想っていたことが伺い知れる。

シラクサは、怠惰に酔いつぶれた兵士達と、裏切り者の兵士達によってローマに攻め入れられたが、古代ローマでは、正直に忠誠を尽くす人達が多かった。
『悪い使者はわざわいに陥り、忠実な使者は人を癒す。聖書箴言13:17』戦いを奨励する気はないが、戦いの中で素晴らしい心意気を持った勇者がいた事は事実だ。
明日は、その勇者達のお話し・・・お楽しみに・・・。
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