アルキメデスが見つけたHAPPY その4
7月28日(火)曇り
『本物の発明は人に役立つ働きをする素晴らしい力になっていく。』
実祝プランニング語録
アルキメデスが発見したこの原理は、シラクサのヒエロン王の王冠よりもはるかに価値があった。
この原理は、2200年以上経った現代でも、応用されている。この原理は水だけではなく全ての流体において当てはまるため、地球温暖化の進行も計算できる。例えば、北欧の大陸が、氷河が溶けて流れることによって隆起していく事等等。
また、アルキメデスは、円周率を計算したことでも有名である。しかし円周率は3と半端の数が出る事は紀元前2,000年頃から明らかにされていた。
けれど円の面積と計量関係は問題視されていなかった。また、アルキメデスがいた時代は、0や少数の概念が無かった。当時の状況から考えると、円周率を小数点以下の二桁まで正確に求めたのは、今で言うならノーベル賞をはるかに上回る発見だったのだ。
円周率はπで表される数学定理である。πの文字は周辺・地域・円周などを意味するギリシャ語の頭文字である。又、πは超越数でもある。1989年には情報科学の専門家、金田康正氏がスーパーコンピューターを用い10億桁の世界記録を作った。しかし、殆どの科学技術の計算では30~40桁もあれば充分だという。
アルキメデスの発明は生活に応用できる役立つ物になっていた。ここが本当に素晴らしい。例えば畑の灌漑{(カンガイ)=田畑に水を引き入れる}の用途に泉から水を汲み上げる「アルキメデスの水車」を発明した。この水車は多くの農民達を助け、人人の口に美味しい食物を運んでくれた事であろう。また、太陽と月の出入り、惑星の運行が観察できる「プラネタリウム」を作った。今の天文学にも大いに役立っている。多くの発明をしたが、図形や物体の重心の位置を決定した「てこ」の理論は有名だ。この「てこ」を応用し、シラクサとローマ軍の戦いを優勢に導いた。 『勤勉な者の手は人を富ます。聖書箴言10:4』
続きは又、明日・・・。Copyright2009 実祝(みのり)プランニング