支えるHAPPY その2
4月25日(土)雨
『今ある、HAPPYを探していくことは、支えを大きく育てること。』
実祝プランニング語録
パラリンピックは、皆さんご存知のはず。現在のように競技として、パラリンピックの呼び名が確立されたのは1985年。しかし、起源は1948年、イギリスのストーク・マンデル病院でリハビリの一環として始まったものである。この病院には戦争で脊椎を損傷した兵士たちのリハビリ科があり、「手術より、スポーツを。」の理念からリハビリテーションとして始まった。
近年はどうしても勝ち負けやメダルが注目されるが、本来はメダル獲得や勝ち負けには全く重点を置かないものなのだ。損傷してしまった身体と心を、人間が本来与えられている力、「動くこと、楽しむこと」から、前向きにリハビリに取り組み、それを楽しんでいこうという、ことだと思う。
さて、私の手元にはアメリカ人牧師が書かれた1冊の本がある。これは翻訳語1987年に日本で出版された本だ。
この牧師自身、多くの困難を乗越え、又多くの困難を乗越えてきた人たちの『生きる力・困難の中でのHAPPY』を紹介している。
この牧師の娘のキャロルも、14歳の時に事故で片足を失っている。しかし、キャロルもその絶望的な中でスキーを習い、パラリンピックが確立される前からその競技に参加していった。
そこでは自分より、損傷の大きな人たちでも、「HAPPYに進んでいる」姿を目の当たりにして勇気をもらったようだ。
彼女が牧師の娘だったから、困難を克服できていったのではない。どの世界でも親がどんな肩書きを持とうが、関係がないことは、皆さんのほうがよくご存知と思う。
様々な悩みや、PTSDと闘う人たちに、少しでもエッセンスになればHAPPYと、思い書かせていただくことにした。なぜなら、私もそういうことに遭遇したからだ。
14歳の女の子、キャロルは事故後『失ったものより、残ったものを見るべきだと気がついた。』と言った。
今、あるHAPPYを一緒に探していきたいと思う。続きは、又あした・・・。
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