落穂拾いの哀しい背景と感動

6月30日(金)

東日本大震災から6年。熊本地震から1年2ヶ月。
また台風の被害、イタリア・ニュージーランド・
鳥取・福島沖地震に際し、心からお見舞い申し上げます。

『感動は希望を響かせる。』

昨日の記事から、ミレーと言えば
「落穂拾い」を想う方は多いだろう。

1849年にバルビゾン村に移ったミレーだが
前の年の1848年は、大きな出来事があった。

1つは春に、病気のため、危篤状態に。

医者も匙を投げ、1か月もの間、
意識を失ったままであった。

友人たちが、ミレーの身の回りに必要な物を
手配し、他からも援助が起きた。

2つ目は、生活のために「裸体」を描いていたが

「裸の女しか描かないミレーという画家。」と

いう言葉を耳にしたとき、決して今後は
「裸体」を描かない決心をした。

また、妻の覚悟と励ましが、ミレーを支えた。

バルビゾン村に移って8年後の1857年に

ミレーは「落穂拾い」をサロンに出展。

f:id:happy-ok3:20170629223520j:image:w360

落穂拾い:Wikipedia

「落穂拾い」というのは、旧約聖書に
書かれている制度で、ヨーロッパの農村社会で
貧しい人たちを助けるもの。

田畑の持ち主は、収穫した作物が落ちたり、

収穫しきれなかった作物を

異国から来た人や未亡人、貧しい人たちに
拾わせて、食べ物を与え助ける・・・。

当時のフランスでは、条例によって
落穂拾いの権利が生きていた地域がある。

確かにミレーは、敬虔なカトリックの家で
育ったが、私は、生死をさまよった時に

友人たちが助けてくれた事や、妻が貧しい中

落穂を拾うかのように、支えてくれた頑張り

その「感謝」と「悲哀」が込められて
いるのではないだろうか?と思う。

なぜならこの頃、ミレーは極貧の中にいたから。

「感謝も試練も

 心を深みへと導く

 感動は深みから

 希望を響かせていく

(by happy-ok3)」

f:id:happy-ok3:20170629231507j:image:w360

落穂拾いには、7年もの準備期間があった。

また、発表した時も、称賛派と反対派に分かれた。

嫌がらせのような事もあったとか…。

(絵を描かない人の評論による誹謗中傷)

落穂拾いの絵は、背景を知らなくても、
多くの人に、感動を与える。

日本に初めてミレーの絵が紹介されたのは
明治35年。(晩鐘の絵だった。)

辛く貧しい中でも、人間の力など及ばない

自然の大きさ、尊さ、そして生きていく力と、

周囲の助けへの「感謝」と貧しさへの

「悲哀」が絵の中に生きて、光を放っている。

感謝も、試練も人を謙遜にさせていく。

その純粋な成熟が、心と魂に、言葉を超えた

感動を与える「モノ」を生み出していく。

感動は希望を響かせる!


あなたというかけがえのない存在が

あなただけの素晴らしい光を今日も

輝かせて欲しいと祈ります!

引きこもり交流(色々ございます)
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20170612/1497196525

ホームETM(人を育む英語の歌あそび)
https://etmjapan.jimdo.com/

【いじめ相談窓口】

●ふくしま24時間子どもSOS
0120-916-024

●全国共通・24時間子どもSOSダイヤル
 
0120-0-78310 (全てのイジメに)

一人で悩まず相談を。
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/

脳梗塞の種類と特徴を知り健康で長生き!
(レディ・ジョーンズ様のブログ)
http://www.nurse-diaries.com/entry/type-of-cerebral-infarction
看護師の立場から丁寧に書かれている、知識を持つ事も大切。

大切なあなたが今日も

幸せで笑顔でいてほしい。

あなたは素晴らしい人なのだから!

あなたは大切な尊い人!だから。

いつも、励ましを心から感謝します。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日6月30日がお誕生日の方、おめでとうございます。
f:id:happy-ok3:20170629200540j:image:w360

お誕生日がいつの日であれ、今生かされていることが、
誕生の時間からの、私たちへの素晴らしい
贈りものだと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

災害関連(立ち上がろうとしている方々を忘れてはいけない)

大分の地割れ、避難勧告を一部解除 30日から6世帯
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00010004-nishinpc-soci

村外職員の通勤手当削減、総務省は疑問視 
災害相次ぐ熊本・産山村
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00010005-nishinpc-soci

奄美市で震度1
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00023728-mbcnewsv-l46

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(以前は「鳥たちは愛する家族」のブログに
鳥を書いていましたが、合体(#^.^#)しました。)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

f:id:happy-ok3:20170629232233j:image:w360
にこにこ~。

f:id:happy-ok3:20170629232350j:image:w360
なかよし~。

f:id:happy-ok3:20170629232424j:image:w360
えがお~。

f:id:happy-ok3:20170629232506j:image:w360
えがお~。

みんな、今日も素敵な笑顔をありがとう!

※それから、お友達が飼っているハリネズミのハーリーちゃんが、
 ガンという病気と闘っています。
 先日また検査をしましたが、検査の結果は
 良いものではなかったと伺いました。
 どうか、頑張れるよう応援、お祈りお願いできたら幸いです。

ハーリーちゃん、のび~ん。(#^.^#)
ハーリーちゃんの写真は許可を得て掲載。転載はご遠慮お願いします。
f:id:happy-ok3:20170629200633j:image:w360

命の歌(歌詞つき)素晴らしい歌!↓

D

今日も皆様がhappyな優しい気持ちで、

一日を過ごせますように!

GO!

Copyright2017実祝プランニング

ぽちっ!と押して頂けたら嬉しいです。(#^.^#)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 名言・格言へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

落穂拾いの哀しい背景と感動” に対して11件のコメントがあります。

  1. simple-kurashi より:

    おはようございます。
    そのままでも十分ですが、背景を知るとこによりより深く感じることができて見る目も変わりますね。
    今日もありがとうございました。

  2. okaki より:

    いつも、心に響くお言葉を書いていただいて有難う。
    内に秘めるやさしさを感じます。
    自分の今や昔に通ずるものがその時々に心に響きます。

  3. happy-ok3 より:

    simple-kurashi様、こんにちは。いつも感謝します。
    昔の芸術家たちは、苦悩の中で、自分の素直な表現を「心」として出しているように思いました。
    ミレーの絵は素晴らしいですが、それを支えた奥様や友人たちの愛情も素晴らしいですね。(#^.^#)
    いつも本当にありがとうございます。

  4. happy-ok3 より:

    okaki様、こんにちは。いつも感謝します。
    以前は、偉人たちの言葉を載せていましたが・・・・。
    お人にもよりますが、昔の画家たちは、一生懸命制作した絵に、酷い事を言われる事も多々ありました。
    貧しい中でも、そのような事にもめげずに、描いて行ったという情熱に、学ぶ事が多いです。いつも本当にありがとうございます。

  5. sufuretan より:

    こんにちは。happyさん、スフレです。貧しいことは辛いことです。でも、それよりもっと辛いのはそのことで、こころまで貧しくなってしまうことです。やさしくこころの豊かな人たちにかこまれてミレーさんはとってもしあわせです。「落穂拾い」の絵がとても豊かに感じられるのは、描いているミレーさんのこころが豊かなのですね。きょうもhappyさんほんとうにありがとうございます。鳥さんたちきょうも笑顔をありがとう!ハーリーちゃんのうしろ姿、とってもかわいいです!しっぽを始めて見ました。きょうも元気でいてくれてありがとう!良い午後になりますように。

  6. happy-ok3 より:

    aatanaka様、こんにちは!いつも感謝します。
    ウサちゃんは、元気でしょうか?
    お誕生日のカードや言葉の絵を、いつも励まして頂いて心から感謝します。(#^.^#)昨夜は大雨の音が響いていました。梅雨時期、お身体大事になさってくださいね。
    いつも本当にありがとうございます。

  7. happy-ok3 より:

    sufuretan様、こんにちは。いつも感謝します。
    仰る通りですよね。心が悪い意味で貧しくなってしまうと、自分も周囲にも悲しい事を届けてしまいます。
    生活が貧しい中でも、19世紀に描かれた絵が21世紀に生きている人たちの心まで豊かにしてくれるって素晴らしいですね。
    いつも本当にありがとうございます。

  8. rikubo3270 より:

    こんばんは。

    社会人の新米として心に刻みたいですね。
    いつまでも色あせない感動は大事にしたいですね。

  9. happy-ok3 より:

    rikubo3270様、こんばんは!いつも感謝します。
    仰る通り、いつまでも、色あせない感動は宝物ですね。
    いつも本当にありがとうございます。

  10. sawamama より:

    こんばんは☆小鳥さんの2枚目の仲良し写真が特に癒されますね。 絵をただ愛でていることが多いのですが、Happyさんのように画家の生き様や背景を熟知された方には絵の深みが違うのでしょうね。素晴らしいです。今日もありがとうございます(*^^*)

  11. happy-ok3 より:

    sawamama様、こんばんは。いつも感謝します。
    仲良しは、嬉しい限りです。
    画家の歩いた道をたどってみると、新しい感動がございます。(#^.^#)いつも本当にありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)