アメイジング・グレイス その2
6月14日(土)
『畏れをもたらし、恐れを除く恵み。』実祝プランニング語録
アメイジング グレイスの英訳の歌詞は
7番まである。
今日はその2番を紹介させていただく。
Amazing Grace by John Newton
‘Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears reliev’d;
How precious did that grace appear,
The hour I first believ’d!
「私の心に畏れることを教えたのも恵み
そして私の心を恐れから解放したのも恵み
なんと恵みは貴くも現れたのか
私が初めてそれを信じた時に」
ジョン・ニュートンは、奴隷船の船長だった時期が長い。
1725年生まれのジョン。ニュートン。
この頃の、黒人の人の奴隷は、劣悪な環境下で
酷い有様だった。
その中から、「神」という存在を認め、祈り、改心するに至ったのだ。
ジョン、ニュートンの場合は、幼いころ亡くなった母親が
敬虔なクリスチャンであったため、母親の信じた「神」信仰に倣うこととなった。
自分の中の劣等感や不安、そして嵐の中で命を落としかけた恐怖に直面した時
初めて祈ったのだ。
それまでの22年、ジョン・ニュートンには信仰は遠い存在だった。
死に直面した時、巨いなる存在に畏敬を持つ、謙遜な思いを持つことができた。
この歌が世界の人たちの心に響くのは、深い悲しみと困難を乗り越えたからだろう。
われをもすくいし(讃美歌2編167番:2番)
「恐れを信仰に 変えたまいし
1750年には、恋焦がれていた、メアリー・キッドと結婚。
その後も、奴隷を船で運ぶ仕事はしていたが、奴隷への待遇は、
ジョン・ニュートンの船に関しては、衛生面も含め
大きく改善された。
しかし改心し、回心しても、直ぐには船を降りることができなかった。
それは、恐れや様々なことに、足を引っ張られるからだろうか?
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