言葉を交わす

11月25日(月)

『言葉を交わす尊さ。』実祝プランニング語録

最近聞いた話。

婚活どころか、女性と付き合うことに興味がないとか、結婚しなくてもいいとか、そう考える若い男性が増えているとか。

専門家や有識者たちの間では、文明の利器の(スマホやスマホを使ったSNS)影響が精神と身体に少なからずあると言う。

ここ10年ほどでストーカー事件による悲しい出来事が増えているが、これも専門家によると、

事件を起こす男性は「振られることに慣れていないからだ。」と。

振られることが悪いことでも何でもない。

相手の女性と「ご縁」がなかったか、「合わなかった」だけのことである。

しかし、それで「自分を全部否定された。」という感覚をもってしまうらしい。

すると、腹を立て、腹を立てたときに自分で怒りを収めることも解からないため、相手にストーカー行為をしたり、亡きものにしてしまう結果になっていく。

女性と付き合うことに興味がないという男性も「告白して振られるのが苦痛。」「プライドが許さない。」ということが大きいらしい。

だからスマホのSNSで、知らない相手でも「ゆるく、軽くやり取り」をしているほうが楽なのだそうだ。

男女の関わりだけでなく、この傾向は職場でも現れると聞く。

上司や同僚に、同じフロアにいても、「言葉で報告」「言葉で意見」ではなく「メール」を送るとか。

要は人と向き合うこと、コミュニケーションを取ることによる「リスク」を避けているからだ。

リスクどころか、言葉を交わすことは、素晴らしい贈り物だと私は思う。

相手の顔を見て言葉を交わせる人というのは、何人いるだろうか?

SNSのように誤魔化しも嘘もなりすましも通用しないのだ。

振られたら、自分を反省し、もっと「イイ男」になるよう自分磨きをしたらいいのではないか?

こういう点は女性のほうがどうやら強いみたいだ。

「振られたら、もっと自分を磨きなさい。」と女性雑誌には、そういう内容が掲載されていることが多い。

声を発することが出来、言葉を交わすことが許されている時間は、当たり前ではない。

その時間を大事にしていけたら幸いだ。

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