幸いはアナログに その2

11月23日(土)

『愛情を持って見守られている安心。』実祝プランニング語録

ある小児科での出来事を聞いた。

若いお母さんが待合室にてスマホの画面ばかり見ていたという。

すると横に座らせていた赤ちゃんが、イスから落っこちたらしい。

子どもの直ぐ隣にいたとしても、子どもの危険どころか周囲で何が起きているのかに気づかない場合が多いらしい。

そばに居るから安全、安心なのではない。

そばにいて、愛情をもって見守るから安全、安心なのである。

小児科に限らず子どもが診察される医院では、殆どの所が絵本を用意している。

子どもを膝に乗せて絵本を一緒に見るほうが、子どもの心身にとっても情緒面にとっても、良いのではないかと思うのだが。

幸いというのは、自分のことばかりではなく、周囲にそして隣にいる者に配慮や気遣いができることでもある。

幸いは、些細な小さな出来事から起きていく。

けれど些細な小さな出来事の中にこそ、愛情、思いやりが大きく見えるものだ。

自分の今が楽しければ、幸いという認識ではなく、

周囲への思いやりや愛情を示せることが嬉しくなり、そして周囲も喜ばれるという出来事に幸いは多く潜んでいるはずだ。

スマホが悪いということではなく、使い方を誤ったり、状況をわきまえずに使うことで事故につながってしまう。

幸いは実際に人と人がふれあう愛情。

そしてその愛情を感じられる場にある。

アナログの時間、見直してもいいのではないのかな?

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