弱さは工夫を生む
6月22日(金)
『弱さがあれば、工夫が生まれる。』実祝プランニング語録
障がいをもった、マメルリハの仔。
昨日も獣医さんの所に連れて行った。
ギブスをかじりまくり、ギブスの原型がない。
「こんなにギブスをかじる仔は初めてだ」と、言われてしまう。
それだけ元気がいい。
しかし、障がいを持っていると、「~がよい」と思って用意した物も、様々な変化により不要となり、新しい物が必要となる。
ギブスは取ってもらったものの、もう片足の指が曲がる。
だから、カゴを上ることは出来ても、止まり木に上手く止まれない。
Mサイズのカゴでも、高さは37センチくらいあるので、そこからバ~ンと着地すると、また骨折しかねない。
考えた末、鳥カゴではなく、少しだけ高さのあるハムスター用のカゴを用意した。
ハムスター用なので、通常の鳥カゴのように、糞切りや網がない。
新聞やらタオルを敷き、クッション性を持たせた。
取替えの時は、カゴの上部を外すので少し手間はかかるが、この仔の身体優先。
天井には、大工仕事が得意な近所の方に、穴を開けてもらい、ここからオモチャを吊るすことにした。
障がいを持った仔の場合、様々な事を、良く観察し、できるだけ負担がかからず快適に過ごせるように工夫が必要になる。
小さな動物でも大変なのだ。
障がいをもたれた子どもさんがおられるところは、比べ物にならないほど、ご苦労が多いはずだ。
本当にその方々のために、微力ながらお祈りさせられる。
私でさえ、今小鳥のために、無い知恵を絞って奮闘している。
なんでわざわざ、ブリーダーの所から障がいのある仔をお迎えしたのか?と言われる。
しかし、私はこの仔だから良かったのだ!
こういう仔の場合に参考になることがあれば、ぜひ教えていただきたい。
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