わがままな大男～心に春を迎える
4月30日（月）
東日本大震災から7年1ヶ月。熊本地震から2年。
阪神・淡路大震災から23年。
鳥取や福島沖地震など災害を忘れずに祈ります。
『春を心に迎える。』
オスカー・ワイルド（1854年～1900年）が
書いた「わがままな大男の物語」
毎日、学校が終わると、子ども達は広い
美しい庭に遊びに行く。
柔らかな芝生があり、綺麗な花々が咲いている。
桃の木は12本もあり、春には美しい花が咲き
秋には沢山の実がなった。
小鳥たちが桃の木にとまっては、綺麗な声で
歌うので、子ども達は歌に聞きほれていた。
「こんな素敵な庭はない！」
みんな喜んで遊んでいた。
ところが
この家の主である「大男」が、7年ぶりに戻って来た。
「ここは、わしの庭じゃ！勝手に何をしとる！」
子ども達は、びっくりして皆、逃げ帰った。
大男は庭のまわりに高い塀を立て
立て札まで掲げた。
「この庭に入る者を罰する」と…。
大男はとてもわがままで、自分勝手だった。
さて、季節は春になった。
けれど
大男の庭だけは、冬のまま。
子ども達がいないので、小鳥は歌ってくれない。
花たちも、立て札を見ると、地面に潜り込む。
喜んだのは、北風とあられと、霜と雪たち。
庭には雪や北風達が来ているため、大男の庭には
夏も秋もめぐっては来なかった。
大男は、なぜ？春が来ないのか不思議だった。
ある朝、大男が目を覚ますと、小鳥が歌っている。
庭から、花の香りが漂ってくる。
「やっと春が来たのか！」
窓から庭を見ると、びっくり！
子ども達が、塀の小さな穴から入り込んで、
木の枝に腰かけている。
花たちは喜んで咲いている。
小さな男の子の立っているすみっこの
場所をのぞいては。
小さな男の子も、木に腰かけたいのだが
身体が小さいため、登れず大泣きしていた。
泣いている男の子の回りだけ、冬だった。
「ああ、わしはなんてわがままだったんだ。
この庭に、春が来ない理由が分かった。
あの男の子を木に乗せてあげよう。
そして、塀をこわして、これからこの庭を
子ども達に開放してあげよう。」
大男は庭に出て、男の子を優しく抱いて
木の上に乗せてあげた。
塀もこわした。
「さあ、今から、ここがみんなの庭だよ！」
それからというもの、
子ども達は、学校が終わると、大男の庭で遊んだ。
しかし
あの小さな男の子の姿だけが見えない。
他の子ども達に聞いても、知らないという。
それから、何年も経ち、大男は老人になって
子ども達と遊ぶ体力もなくなった。
大きな椅子に座って、子ども達を眺めていた。
「この庭は、綺麗な花が沢山あるが、
一番美しい花は、子どもたちじゃ！」
さて、また冬の季節になった。
大男は、冬も嫌いではなくなった。
「冬は、春が休んでいるだけの時間なのじゃ。」
ある冬の朝、窓から不思議な光景をみた。
庭のすみっこには、美しく真っ白な花を
咲かせている木が1本立っているのだ。
その木の枝は、金色で、枝からは銀色の実が
なっている。
その木の下に、あの小さな男の子がいた。
大男は、やっと会えた！と男の子のそばに行った。
その時、大男は真っ赤な顔をして怒った。
「だれが、君に怪我をさせたのじゃ！」
男の子は
「違うんだ。※この傷は愛の傷なんだ。」
※オスカーは、キリスト教の家庭で育ったため
男の子の怪我は、十字架にかかった時の傷をさしている。
「えっ！あなたは、どなたなのですか？」
大男は男の子に畏敬を感じて、思わず
男の子の前に、ひざまずいた。
男の子は優しく微笑んで
「おじさんは、いぜん、ぼくを優しく抱いて
この庭で遊ばせてくれたよね。
今日は、ぼくの庭に、おじさんを連れていって
あげるよ。天国のお庭に。」
その日の午後、子ども達がいつものように
庭に遊びに来ると、大男は金色に輝く木の下で
大きな身体を全部、真っ白な花でおおわれて
微笑みながら、眠るように亡くなっていた。
「春は心に訪れる
優しい愛の行為は
春を呼ぶ
（by happy-ok3）」
わがままで自分勝手だった大男が、男の子に
優しい愛の手を差し伸べたとき、
【春が来た】
愛の行為は天
に対して行っているのと同じ。
愛は、大男の冬の心を溶かし、春を見せ、
愛のある天に引き上げられた。
↓幸せの道は与え～仕える中に
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20180427
大男は、子ども達に毎日、美しく広い
自分の庭を愛を持って開放した。
それは、与える事と同じ。
その先には、幸せな春が訪れる。
今日という日は、
あなたに新しいラッキーな1日だから！
今日のラッキーを探そう
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20170714
あなたというかけがえのない存在が
あなただけの素晴らしい光を今日も
輝かせて欲しいと祈ります！
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お誕生日
今日4月30日がお誕生日の方、おめでとうございます。
お誕生日がいつの日であれ、今生かされていることが、
誕生の時間からの、私たちへの素晴らしい
贈りものだと思います。
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イジメ相談
【いじめ相談窓口】
●ふくしま24時間子どもSOS
0120-916-024
●「東北いじめ総合支援センター」
電話相談 080‐3320‐8844
https://ijimesiencenter.jimdo.com/
●全国共通・24時間子どもSOSダイヤル
0120-0-78310 （全てのイジメに）
●189＝年中無休、24時間
●チャイルドライン
0120-99-7777＝月～土曜日の午後4～9時（18歳まで）
●子どもの人権110番
0120-007-110＝平日午前8時半～午後5時15分
●通信制の高校ナビ
http://www.tsuushinsei-navi.com/tsuushinsei/tsuushin.php
（全国の通信制高校もここから探せる）
一人で悩まず相談を。
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/
大切なあなたが今日も
幸せで笑顔でいてほしい。
あなたは素晴らしい人なのだから！
あなたは大切な尊い人！だから。
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復興関連（立ち上がろうとしている方々を覚えて）
宮城・名取市閖上では語り部と被災地歩く催し
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00000006-tbcv-l04
【ＺＯＯＭ東北】福島発 アニメで県産農産物ＰＲ
品質強調、海外も注目
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180428-00000106-san-l07
水戸・泉町仲通り 商店街、光再び
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00000006-ibaraki-l08
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お知らせ
★「ひきこもりピアサポートゼミナール」カレンダー
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20170718/1500304976
居場所・当事者会などに参加しようと考えている方へ
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20171010/1507566857
★ホームＥＴＭ（人を育む英語の歌あそび）
https://etmjapan.jimdo.com/
お子さん、お孫さんのいるご家族や、子どもたちとかかわる
仕事をしている人には、役立ちます。
ＥＴＭ＝Education Through Music
歌で楽しく遊びながら、個性や自立心、協調性や想像力、
コミュニケーション
能力等を育てる全人教育です。
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ここからは、鳥たちの事に。(#^.^#)
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皆様から励まして頂き、心から感謝します。
今日も鳥たちの笑顔に感謝です！
えがお～。
えがお～。
よしき君、えがお～。
えがお～。
みんな、今日も素敵な笑顔をありがとう！
いつも、皆様からの励ましを心から感謝します。
命の歌（歌詞つき）素晴らしい歌！↓
今日も皆様がhappyな優しい気持ちで、
一日を過ごせますように！
GO!
Copyright2018実祝プランニング
※記事を紹介される折はリンクを貼って頂けると嬉しいです。
ぽちっ！と押して頂けたら嬉しいです。(#^.^#)
イラスト＝バリピル宇宙様
おはようございます、happyさん。スフレです。このおはなし、とってもすきです。ほんとうはやさしい大男さんだったのですね(#^.^#)。きょうもhappyさんほんとうにありがとうございます(#^.^#)。晴ちゃん、誉くん、たつきくん、よしきくん、きょうもえがおをありがとう！ みんなげんきでいてください。おからだに気をつけて下さいね。いい一日になりますように(#^.^#)/。
sufuretanさま、おはようございます。
このお話しで、最期に大男が亡くなるところ、何度読んでも、私は涙がでるのです。
＞「ほんとうはやさしい大男さんだったのですね」
だれもが、優しい心を持っているのでしょうね。
sufuretanさま、いつも本当に有難うございます！
「優しい愛の行為は春を呼ぶ」
愛は人の心を溶かし、優しくしてくれるものですね。
感謝、感激、雨、嵐。
ありがとうございます。
kihaseason2015様、こんばんは！いつも感謝します。
＞「愛は人の心を溶かし、優しくしてくれるものですね。」仰る通りですね！
愛って素敵ですね。
kihaseason2015様、いつも本当に有難うございます。
こんばんは。
ステキなお話ですけど、謎めいた部分も・・・
結局この男の子は何だったのでしょう？不思議な存在で気になりますね。
聖書ではイエス様か聖霊？と言いたいところですが、
オスカーの書いた物語ですものね。
連休の間もお忙しいですか？
無理なさらないように、どうぞ気分転換もされて下さいね。
ぴーちゃん様、こんばんは！いつも感謝します。
＞「結局この男の子は何だったのでしょう？」
オスカーは、キリスト教の家庭で育っていますから、多分、イエス様ではないでしょうか？
大男が男の子の庭＝天国に行くという結末なので。
この物語は、なぜか何度読んでも、大男が亡くなるところ、涙が出てしまいます。
ご心配感謝します。
ぴーちゃん様、いつも本当に有難うございます。