四知を尊ぶ
1月8日(木)
『誰も見ていなくても、良くないことは見える。』 実祝プランニング語録
後漢の政治家に楊震(ようしん)という人がいた。
「四知(しち)」と言う言葉で有名だが
楊震はこの中で「悪事は必ずわかる」ということを語っている。
楊震が何度目かの異動で、東莱郡(とうらいぐん)というところの太守になったとき。
楊震を王密という者が訪ねて来た。
王密は以前、楊震に能力を認められ、
役人になることができたため、恩を感じていた。
夜中になって王密は金・十金を取り出し楊震に贈ろうとした。
すると楊震が「わたしは王密の素晴らしさを理解しているのに、あなたはわたしという人間を理解していなかったのか?」
王密は「楊震様のことは理解しております。けれど夜中ですし、誰にも見つかりませんから。」
楊震がそれを断って言った時の言葉。
「天知る 地知る
子(なんじ)知る 我知る
何ぞ知る無しと謂(い)わんや
「まず天が知っている。地が知っている。きみも知り、わたしも知っている。誰も知らないということはない。」
王密は自分の至らなさを恥ずかしく思ったという。
さて今は、ネット社会と言っても過言ではない。
その中で、様々な中傷や事件も起きている。
また、買い物の店舗における万引きも多くなっている。
誰にもわからないだろうと、悪事を働いても
天は見ている。自分は知っている。
しかし、良い・善い事が陰でなされるなら、それも天も自分も知っている。
陰での良い・善い事は、自分を出さないため見返りも賞賛も無いが、
天が認めることほど、すばらしい事はない。
今日も皆様がhappyな優しい気持ちで、
一日を過ごせますように!
GO!
Copyright2015実祝プランニング
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
実祝プランニングHPはこちら!http://www.minoriplanning.com 1月8日、少しだけ更新しています。
鳥たちは愛する家族=http://siawasetori.hatenablog.jp/