憎しみからは善い事は生まれない

6月11日(水)

『憎しみから解放される幸い』実祝プランニング語録

最近は、時代劇が少なくなった。

時代劇によく出てくるストーリーには、「親の仇を打つ。」が含まれる話。

または、悪徳代官や悪徳商人が手を組んで、自分たちの有利に働かせるために

正しく頑張っている人を騙したり、陥れる話。

どちらの話も、現れは異なれど、現代も起きていることは否めない。

善くないことをされて、それに対し「説明を求める」ことは、

仇を打つこととは違う。

仇を打つということは復讐を実行すること。

復讐をすると、今度はまたされた側が「~の仇」となる。

いつまでたっても、かたき討ちは、無くならない。

勿論、法律に従って、解決していくことは大事だが、

「ひどいと思える仕打ちをされた方々の傷は傷跡が残ってしまう。」

どうしようもな思い、悲しい悔しい思いをする。

しかし、ここでも、自分で復讐することは避けたほうが良い。

「復讐は神のもの」という有名な言葉がある。

根本的な部分は、宗教を越えた『神』と呼ばれる巨いなる存在にお任せしたほうが良いと思う。

それよりも、今の自分に、その苦しみから学んだことを他の方のお役になるように、進むほうが

ずっと素晴らしい。

悲しみが大きく深いほど、時間はかかるかもしれない。

悲しみは消えることはない。

しかし、憎しみに囚われると、今度は自分自身を潰してしまう結果になりかねない。

間違ったことには「NO!」という勇気も必要で、正しい道に導くことも大事だ。

けれど、憎しみからは善い、良いことは何も生まれないことを

肝に銘じることは大事だ。

「憎しみと不安から

 自由になりなさい。

 人からもらうことを期待せずに

 多くを与えるようにしなさい。

 (ベギー・フレミング)」

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