希望がもたらす力
6月9日（月）
『希望を持つことは、大きな力を呼ぶ。』実祝プランニング語録
希望を届けられることは、お互いにとって、幸せなことである。
先日、獣医さんのところの待合室での出来事。
隣に、40歳前後の男性が、セキセイインコを連れてきていた。
色々、お話を伺うと、生後2か月。
お迎えして1か月だが、片足を骨折したらしい。
その影響で、その片方の足の指では
ものを握ることが難しいとか。
そして、人間でいうなら、背骨（鳥の場合お腹の骨）が生まれつき
曲がっているとか。
その方は、鳥を飼うのは生まれて初めてとのこと。
奥様と7歳の息子さんとで、試行錯誤しながら、育てているらしい。
しかし、私がその仔を見ていると、羽の力が秀でている。
また、私がそばに指を持っていくと、鳥好きの人だと解るようで
指を甘噛みしてくれる。
「ご主人、大丈夫ですよ。足が悪くなったとしても、羽の力がこれだけ強いなら。
うちの仔もお生まれつきお腹の骨が曲がっていて、他にも障がいがあります。
最初は飛ぶこともできなかったし、その仔も骨折しました。
でも、今は良く飛びますし、頭が良いです。
この仔も頭が良いし、優しいですね。
愛情いっぱいに注いであげると、応えてくれますから。」
そのご主人は見るからに優しそうな方だった。
私の出来うるアドバイスをして差し上げた。
何があっても、素晴らしいことに変えられていくという
希望は、失ってはいけない。
「希望は人を成功に導く信仰である。
希望がなければ
何事も成就するものではない。
（ヘレン・ケラー）」
悲しみや苦しみを体験し、正しく乗り越えるとき
今度は、他の方にも、希望を伝えることができる。
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