セカンドライフの生き方
5月22日(木)
『今の生き方が、後の充実度を決めていく。』実祝プランニング語録
セカンドライフをボランティアに、充てておられる方がおられる。
70歳を過ぎた男性の方であるが、週に3回、近所の老人介護施設で
利用者(介護が必要な高齢者)と一緒にお茶を飲んだり、
リハビリ体操の補助をされているとか。
お茶を飲むと言っても、自分の楽しみが優先ではなく
お茶を入れて差し上げ、利用者の話を聴いてあげるのだ。
きっかけは震災などの災害時に、
高齢者を助ける必要性を痛感されたからだといわれる。
多分ご自身とおなじ位の年齢の方も、
その施設を利用されているだろう。
生かされている限り、その時でしかできない
「仕事」がある。
ボランティアという立場で、他者を励まし助ける仕事。
素晴らしいなあと思った。
きっとこの方は、ご自身の感情を我儘ではなく
大事に素直に熟成させてこられたのではないかと感じる。
「悲しみも 喜びも 感動も 落胆も
つねに 素直に味わうことが大事だ。
(本田宗一郎)」
その施設では、きっとこの方が来られる時間は
言葉を越えた、優しい空気が漂っていると思う。
時間を、身体を、どのように使うかということは
やはり、それまでの生き方が左右していくのだろうか。
続けていくというのは、しっかりした土台があってこそだ。
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