責任の大きさ&広さ
3月16日(日)
『責任を自らに課した生きかた。』実祝プランニング語録
STAP細胞の事が、連日、新聞でもニュースでも取り上げられている。
この研究の結果が問われる前に、小保方さんが、科学者としても社会人としても、してはいけないことを
「悪いと思っていなかった。」と。
人様が書かれた内容を、自分の内容のように平然と
公のそれも世界に向けての発信で、コピペしたことは盗作に値することに等しい。
たとえ研究の内容は、良いものであって、素晴らしい発見であっても、
小保方さんが、されたことは、研究者を侮辱したことに等しく悲しい。
そして、一緒に研究していた仲間や、上司、理研という組織にも傷を負わせる結果になってしまった。
また組織の野依理事長は、ノーベル賞までとられた方であるが、ノーベル賞の輝きまで曇らせてしまったのだ。
その上、早稲田大学では、コピペを許すのか?とまで見られてしまいかねない。
理系女子にとっても、マイナスに働く結果になってしまった。
優秀な人が居ても、今回の小保方さんと重ね合わせて、どこか警戒されることが出てくるかもしれない。
日本の科学者の評価にまで、下手をすると影響してしまうからだ。
「悪いことと思ってなかった。」と言うことが、怖ろしいのだ。
「すべては責任から始まる。(ピーター・ドラッカー)」
ドラッカーは、自分に責任を持たせることから始まる、
地位があっても、責任がそこになければ成長も成果も存在しない。と厳しく言う。
責任を知り、本気でとってきた方々なら、今回の騒動が、
どれほど、周囲の広い範囲の多くの人達の信用を落とさせることにまでつながり、
悔しい想いをさせているのか?がご理解いただけるはずだ。
コツコツ、頑張っている理系の方々に、「がんばれ!」と応援したい。
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