ぼくがいるよ、お母さん
2月12日(水)
『お互い支え合い、頼ることができる存在は力。』実祝プランニング語録
小学4年生の男の子が、お母さんを助け、励ましている事実がある。
生きていく中、大切な家族のあり方のお手本になるような作文を書いている。
この作文は、NPO法人・日本語検定委員会の第5回「日本語大賞・小学生の部」で大賞を受賞。
森田悠生君、小学4年生。
森田君のお母さんは入院していた。
退院後、お母さんは森田君が好きなホットケーキの蜂蜜がけを作ってくれた。
しかし、その後、お母さんの料理の味付けに異変が起きてきた。
理由は手術のあと、味と匂いを全く感じなくなってしまったそうだ。
料理に自信がなくなったお母さんは、次第にお惣菜を買ってくるようになる。
森田君はそんなお母さんを助けたいと想い、
「味付けは僕が担当するから!」と提案した。
お母さんの味を覚えているからだ。
そしてなんと!毎朝一時間も早起きして、お母さんと一緒に料理を作るようになった。
勿論お父さんも時々加わると。
「今まではお母さんは、家族に頼らないで何でも一人で頑張ってきた。
だけど、{ぼくがいるんだよ}
僕はお母さんが思う以上にしっかりしてるよ。
だから、もっと僕に頼っていいんだよ!。」と。
これが家族の絆かもしれない。愛情かもしれない。
お互いに支え合う、お互いに助け合う、そのことでお互いの笑顔が増える。
その反面、最近は朝ごはんを食べてこない小学生・中学生・高校生が増えている。
食生活を家族で大事にしていくことは、人間力の形成にも大きな役割を果たすような気がした。
食事中はアナログを大事に、会話も楽しめたらもっとグッド!!!だね!
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