価値のある日常

2月3日(月)

『思いやりや愛情を伴う行動こそ大きな価値。』実祝プランニング語録

「大切なことは私たちがこの世に何年生きるかではなく

 この世にどれだけ価値のあることをするかにある。
(ヘンリー)」

質が問われるのだと、言われる言葉である。

価値と聞くと、何だかとても偉業を想像しがちだが、そうではないと思う。

確かに偉業を為すことも素晴らしいが、価値は毎日の日常の生活や人との

関わりにある。

陰で、町内やマンションの掃除をすることも、小さなことのように見えて

実はとても大きな価値がある。

価値とは愛情や思いやりに直結、そして行き着くと私は思う。

周囲の人たち、家族、友人、知人、知らないひとであっても。

この価値が、何だか悲しい形に変形しつつあるように思う。

SNSで「いいね」をもらうために、目の前の弱い人に席を譲らないほどに

スマホを触る。

ご自分が英雄視されるようなことが、または奇抜なことで注目されることが、

価値のように流されていく。

癪にさわる相手をいじめることで、

ご自分が優位に立つことが価値のようになっていく。

本当の価値というものが、優しさや思いやり、愛情を伴う行動だということが、

認識されることが少なくなっている。

誰かをいじめたり、排除したり、挙句の果てには、亡きものにしたり、

それらが、本当に価値があることなのか否かを

自分に問い学ぶ時間を大事に養うほうが、素晴らしいし、価値があると思うが。

ネットゲームで、強い者が尊敬される時代になっている。

ゲームが悪いのではない。

しかしゲームが弱いから駄目な者、弱い者では決してないはず。

ゲームが弱くても、身体が弱くても、価値のある、者なんだ!と知ってほしい。

その人の得意分野やその人しか持ち得ない「良さ」が発揮されるとき、

それぞれが、輝いて価値を大きなものにする。

地味でも目立たなくても良いから、価値のある1日が送れる人こそ、

とても幸いな人かもしれない。

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