愛はデジタル的でなくアナログ的
10月25日(金)
『愛は現実の中で育まれていく。』実祝プランニング語録
愛は仮想ではない。
生活の中でリアルに現れてくるものだ。
パソコンの中でペットを育てることが一時期流行ったことがある。
餌をやり、温度管理をしてという具合に。
しかし、うっかりそのペットが亡くなってしまっても、そこでリセットできる。
生き物を飼っている人達からしたら、そんな簡単ではない!と言われるはずだ。
ペットロスになって、何日も泣く飼い主も多いのだ。
私の所は何羽か鳥がいるが、同じ種であったとしても、食べ物の好み、心地よいと感じる温度、鳴き声、性格もそれぞれに異なる。
また温度管理にしても、実際の外気の温度、湿度、天気によって、「〇度」に設定したからOKというものでもないのだ。
ペットにしても、毎日顔を合わせ、ふれあい、声をかけ、その中から相手の感情が理解できるし、必要を読み取っていくのだ。
ペットは生き物だから、当然、感情の起伏もある。
それに、体調が悪いときは獣医さんのお世話にもなる。
動物病院に連れていき、診察してもらい薬を処方してもらう。
当然、時間もお金も手間もかかる。
しかし、それらは心配こそすれども、苦にはならない。
愛は仮想ではない。
私は「現実」の中に「生きる」生き物だと思う。
仮想の中の愛は理想を自分で作れ、コントロールも出来るだろう。
しかし、現実の中では「生きた相手ありき」であるから、相手を思いやることが大事になる。
愛は現実の中で育まれていく。
愛はデジタル的なものではなくアナログ的なものだと私は思う。
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