足るを知ることは前進への近道

10月26日(土)

『今日を感謝できれば、佳いことが積もってくる。』実祝プランニング語録

足るを知るのを足るのは常に足るなり(老子)
今の現状に感謝して満足できれば、いつも満足と感謝が出来ていく。

老子は、人間の欲望が暴走することほど、怖いものはないと言う。

しかし、禁欲をいうのではなく、無欲を説いたという。

欲望が暴走すると、必要のない戦いや傷が生じてしまう。

もっと!もっと!もっと!!!と。

その、もっと!を無理やり得ようとするから、事件にまで発展してしまう。

会ったこともない人からのネットストーカーというものが多発しているのも、精神的な窮乏からだと思う。

人生には様々な出来事が起こる。

人間はどうしても自分を中心に考えがち。

「与えた愛」や「与えた温情」が裏切られた、報われないと言う事も多々起きる。

「与えた」ものは、もう自分の手から離れているのだ。「手放す」ことが必要だ。

「与えた」もの、ことに執着しているから、恨みつらみになっているだけ。

裏を返せば、「取られた」もの、「奪われた」と感じたことに執着すると、意識の深い部分で相手を憎み続けることになっていく。

恨みつらみは、足りていない部分。

足りていない部分、つまり恨みつらみを関係の無い他者に投影してしまい、補わせようとすると、事件になる。

足りていないと思っても、たとえ少しでも「与えてもらった愛」を数えて感謝することができれば、起きたことがどうあれ、正しく前に進んでいける。

与えてもらっていない!とも思うかもしれない。しかし、「与えること」に力を与えてもらっているではないか?

正しく前に進む努力、足るを感謝する心、そういう所に、少しずつ佳きこと、善きことが積もってくるのではないのかな?

辛く悲しい出来事であっても、それは過去のことではないのか?

過去に自分から自分を縛りつけて、他者まで傷つけていく人生は、周囲のみんなの笑顔まで奪ってしまう。

笑顔が出る人生にしよう!よ!!!

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