仮想と現実
10月10日(木)
『現実が仮想に覆われない生きかたは強いはず。』実祝プランニング語録
バーチャルリアリティという言葉が最近よく聞く。
日本バーチャルリアリティ学会では「みかけや形は原物そのものではないけれど本質的またその効果としては現実であり原物であること。」と定義づけられている。
日本語での訳は仮想現実。
バーチャルリアリティ(Virtual Reality:VR)とはコンピュータの上での作られた世界を、実際の感覚を通して体感する技術やその中の世界だ。
最近は、SNS(ソーシャル・ネット・ワーキング・サイト)での問題が多い。
フェイスブックのようなサイトである。
気をつけないと、嘘をついたり、自分を大きく見せようとしたり、思い込みが大きく膨らんでしまい、周囲を傷つけてしまう。そういうことが、トラブルや事件につながってしまう。
いいね!と人が共感して当然になってしまう危険があり、共感を得る為に自分をどこかで偽ったりということが、無意識に行われてしまう危険もはらむ。
仮想からの錯覚は、現実を潰すことになりかねない。そういう事例を聞くたびに、悲しくなる。
現実を大事に、目の前の人を大事にしていくことのほうが、尊いのではないか?
現実を正しく見極めることが出来ないなら、仮想の中では満たされても、
虚しくなり、それが怒りとなり、怒りがトラブルに発展していくように思う。
私は今は、SNSはしない。
SNSが悪いというのではなく、今の私は、現実の生活に時間がかかるし、周囲の人達のために動く時間が大事で、身体は一つ、時間も限られているからだ。
歩きながらや仕事をしながらでは、すべてが、ながら族になってしまうように思う。しかし、そこまでしないと、多分SNSの中で自分を出していけないだろう。
スローフードやアナログって素敵だと思うし、その中に芯がある。
芯のある生きかたって素晴らしい。
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