憎しみをリセットできたら幸い

10月1日(火)

『赦しは、周囲を癒していく泉になる。』実祝プランニング語録

7世紀にイギリスのウェールズに「聖・ウィニフレッド」という聖女がいた。信仰篤き人だった。

昨日のウィニフレッド・ホルトビーは、19世紀、ヨークシャ生まれの英国の作家。同じ名であるが、別の人物である。

7世紀の「聖・ウィニフレッド」は、なんと王からの求婚を拒否してしまった。
結果、斬首刑にされてしまう。
しかし、その首が落ちた場所から泉が湧き出たという。

ウェールズ北部フリントシャー県の、ホーリーウェル市は(Holy well 聖なる泉)この伝説に由来している。

そして「ウェールズのルルドの泉」と呼ばれて多くの巡礼者を癒しているらしい。

今の時代は宗教家であっても「聖人」と言える人がどれだけ存在するだろうか

王は、聖・ウィニフレッドが自分の思い通りにならない、言うことを聞かないからと、腹を立て斬首してしまうことは、ご自分の思い通りにならない人達、都合の悪いと思う人達を、追い出したり、潰してしまう人と同類ではないか?

命令を聞かないなら、斬首(潰す、無き者にする)というのは、「愛」なのか?

愛というのは、相手の幸いを願い、祈ること。

愛を知らない、本当の愛を魂の奥で理解できていないから、行えるのかもしれない。

聖・ウィニフレッドは、それを憐れみ、赦した。

だからこそ、その首が落ちたところが、癒しの泉に変化したのだろう。

殺されるまでとはいかなくても、裏切られ、潰されたり、酷いことをされることは、あるだろう。

それで、相手を憎み、恨んでも本当の解決にはならない。

憎しみ恨む気持ちをリセットする努力こそが、難しいのだが大事だ。

勿論、法で裁かれなくてはいけない事も、多々存在する。それらを否定はしない。

しかし、憎しみや恨みを抱えたままの人生では、自分で自分をいずれ潰していくからだ。

小さくても今日の感謝を探すことが、素晴らしい一日の力だと思う。

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