ハンディの裏側の素晴らしさ
6月4日(月)
『ハンディの裏側には素晴らしい能力が備わっている。』実祝プランニング語録
5月に素敵な身体の弱い仔という題でhttp://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20120509、爪のないマメルリハの仔のことを書いた。
この仔は、爪も生まれつきなかったのかもしれない。
もう直ぐ生後2ヶ月が来ようとしているのに、飛べないのだ。
飛んでも高さは20センチくらい、距離は1メートルも飛べずに落ちてしまう。
飛べなくてもいい!
爪がない分、止まり木に止まっても、身体をかがませ餌を食べることは、バランスがとれず難しい。
止まり木から止まり木へも、止まり木の間を、よほど短くしてあげないと移れない。
だから、この仔用にMサイズで奥行きの広くないカゴを購入し移した。
普通の仔に出来ることが、出来ないことが多いからだ。
しかし障害を持って生まれても、そのハンディの分、他にはない素晴らしい部分を神様は与えているはずなのだ。
ただ、私は躾はきちんとする。
ハンディがあるからと良くない事を容認していくと、
良い部分が活かされるどころか、良くない部分が大きく深くなってしまいと、良い部分を見つけ活かすことすら、難しくなっていくからだ。
人間でも、身内贔屓をすると、良くないことが大きくなるのと似ている。
さて、この仔は「タダ」つまり無償ではない。ちゃんと代価をお支払いしたのだ。
「飛べなくてもいいよ。大事だから、元気で長生きしようね。
ここに来て幸せだったと思える時間を、毎日過ごそうね。」
毎日、カゴから出すと、そう声をかけて抱きしめている。
この仔から学ばせられる事は多く、本当に感謝している。
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6月に「NO.20 紫陽花 辛抱強い愛情」「水無月 カエル」を掲載。
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