両手足のないレスラーの挑戦と愛
4月10日(火)
『努力は大きな才能。』実祝プランニング語録
テレビで「両手足がないレスラー」という内容を放映していた。
彼の名は「ダスティン」
5歳の時に、髄膜炎菌血症という病気にかかり、手足を切断しないと命は助からないと言われた。
それまでは、スポーツの好きな子だった。
手術は成功し、無事に家に帰ってきたものの、周囲の好奇の目や、義足をつけて歩いていると、同世代の子達から、ロボットみたいと言われたり、小さな胸を痛め、引きこもるようになってしまった。
彼の兄が思いやりのある人で、いつも「お前ならできる」と励まし、ダスティンが14歳の時に、自分が所属していた「レスリングのジム」に連れて行った。
ダスティンはそこで目的を見出し、州大会で優勝することを実現させるべく、努力した。
5年後の高校最後の年、勝ち進み、州大会に出る切符を手にした。
あと、4戦で優勝というとき、相手は健常な身体を持った、優勝候補と対戦。
互角に戦ったが、小差で勝ちを譲ることになってしまった。
しかし、観客達は、全員がスタンディングオべーション。
私は涙が出てきた。
私は、ダスティンが戦ってきたのは、自分自身だと思う。
自分の勇気とファイトを折らずに、目標を見失わなかった。
そして、背後ではコーチや兄、家族の大きなしかし、甘やかさない愛情の深さが、ダスティンに光と力を与えたのだと。
努力に勝る才能はない!
それを多くの人達に教えて、励ましを届け、挑戦への意欲を多くの人達の心に植えつけた。
州大会で優勝する以上の偉業を成し遂げたと、私は思う。
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