鳥も努力する

3月15日(木)
『小鳥でも努力して生きている。』実祝プランニング語録

勇輝とミラクル。健診に連れて行った。
ミラクルは、諦めてケージに入ってくれる。

問題は勇輝だ。ケージには中々入らない、車の中では「ヒィ~ィ~・・・ヒィ~ィ(こわいよう~お医者さんいやだよう~こわいよう~)。」とずっと鳴いている。

勇輝は色が綺麗。そのせいか同じく鳥を飼っている女性になぜか人気がある。
待合室で「ユウキちゃんていうの?あらっ、カッコいいわね。(勇輝は照れ照れ)」

ところが診察室に入ると、震えている。
普段はやんちゃなんだが、怖がりだ。

さて戻って勇気をカゴに入れると私を見て「ああ~っ勇輝はダメダァ~」と言う。自分でわかっているんだ。

「駄目じゃないよ。これから良い仔になるから大丈夫だよ。」と励ます。

ところが時々、ミラクルに焼きもちを焼くと、どうしても攻撃的に噛んでしまう。
今回は怪我こそしなかったものの、ミラクルは痛がり、しかし、優しい仔なので庇おうとする。

勇輝には随分叱った。次の日も私は勇輝には残念な気持ちだった。

すると、カゴの中から「勇輝は良い仔になります・・・」としゃべる。

夜になって、「今回は許してあげよう。次からミラクルを攻撃したら駄目だよ。はい、出ておいで。」とカゴの中に手を入れると・・・・。

勇輝は{許してもらえたんだ、ウヮ~ン}と鼻水飛ばして泣きだすのだ。
そして「勇輝は良い子になりました!」と言うではないか。
また、人間同様に、感激した表情を見せるのだ。

不思議と自分のしたことが、わかっているらしい。だから、まだ良い仔になれないときもあり、出来ていないが努力はしている。
小さな鳥でも、努力している。不思議としか言い様がないが、これは本当のお話し。

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ホームページのトップに、メンバーによる励ましの小さなポスターを掲載。

3月に「NO.17命の力弥生月」 「ひな祭り」を掲載。

17年前、被災した立場から創られています。

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