素直さは純粋さと隣接

1月31日(火)
『素直さは純粋さと隣接している。』実祝プランニング語録

数年前、ある地域の子ども達のボランティアをさせていただいた。

子ども達へのボランティアは10代からさせて頂いていたので、その期間も楽しい時間だった。

その中で今でも、感動した出来事があった。

色んなプリントをまとめる物を、子ども達に用意した。
ところが、カラフルな物は、ピンクやオレンジや色々混じっている。

そこは女の子もいるが、男の子が多かった。
女の子でも、青がいいとか、男の子達は、ピンクは嫌だとか、言いたいことを言う。

不公平にならないように、まずじゃんけんさせて、勝った人から好きな色をもらうようにさせた。

納得してじゃんけんしても、あれがいい、これがいいと言う声が、どうしても出る。

その時ある男の子「リュウちゃん」が
「これを持って外にいくわけじゃないんでしょう?家に置いといて見直すのにまとめるだけやったら、何色でもいいやんか。ぼく、残ったピンクでええわ。」
と言い、自分でピンクを取ってくれた。

このリュウちゃんは他の事でも、この調子。
まだ、小学校の中学年だというのに、しょうもないことで、自我を通さない。

また、クリスマスに『聖誕劇』をしたときも、1年生の女の子ではマリヤさんに無理がある。
なんとリュウちゃんが、その役を買ってでてくれたのだ。

またリュウちゃんの友達たちも、偉い!そんなしょうもないことで、からかったりせず、皆で一緒に頑張った。

自分はあれが欲しい、これが欲しい、先に自分が隠れて取ればわからないだろう。
自分の名前や顔を出して自分をPRして欲しい。

なんて事を、うま~いことやり通している大人達(そんな事をしてはいけないと説きつつも)に、見習って、倣って欲しいと、思うのは、私だけだろうか?

私はいつも足らずはあっても、ボランティアの子供たちには、恥じることが無いように背を見せてきた。
だから、自腹を切ることも本当に多かった。

頂きものの美味しいお菓子も、持っていっては、子どもたちと一緒に分けて食べた。

でも、子どもたちから沢山の感動をもらえたことが、私の宝物だ。
Copyright2012 実祝プランニング

尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/

ホームページのトップページに、メンバーによる、励ましの小さなポスターをPDFで掲載。
1月にNO.15「初春」を掲載。
17年前被災した立場から、想いをこめて創られたようです。
また2月に「希望を重ねる如月」「St.Valentine’sDay」をも掲載どうか、用いて頂ければ、幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

未分類

前の記事

聖なる事は伝染する
未分類

次の記事

言葉の響き