欲から解放された神父 ヴィンセンシオ その2
1月18日(水)
『自分をささげるとき、環境は志をくじかない。』実祝プランニング語録
わずか19歳にして農民の子としては奇跡と思われる出世、神父の資格を与えられたヴィンセンシオ。
ヴィンセンシオはこの神父という権力、肩書きを持っていつも、優雅で楽で名誉ある生活を狙おうといつも考えていたようだ。
10年後の29歳の時には、パリに移り、王女付きの神父となった。
王宮に出入りが許され、王女の個人的な信仰の指導者として、ざんげを聞いたり、祈ったり、聖職者として指導していく立場である。
優雅、優雅。着るものも、王女付きなので、良いガウンを誂えただろう。
良い靴も履いていただろう。
王女のそばにいるというだけで、皆にも一目置かれただろう。
ところが、何がヴィンセンシオを変えたのか?
1612年にはその優雅な生活に背を向けて、パリの貧民外にある教会の主任神父を希望し、そこに赴任した。
貧民街の教会では給料など少なく貧しい生活だろう。
昼夜を問わず、貧しい人達を励ますために自分をささげて、働き続けた。
また、そのためには、本気で神に近づかないといけない。
断食と厳しい修行を課す中、みるみるうちに痩せていった。
しかし、ヴィンセンシオの志は堅かったようだ。
続きは明日のお楽しみ。
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尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/
ホームページのトップページに、メンバーによる、励ましの小さなポスターをPDFで掲載。
1月にNO.15「初春」を掲載。
同じく16年前被災した立場から、想いをこめて創られたようです。
また12月に「しっかりと美しく辰」をも掲載どうか、用いて頂ければ、幸いです。