へりくだれる人は幸いな人

7月22日(金)
『幸いは今日の感謝から。』実祝プランニング語録

幸いな人を様々な角度から探して見たい。

「心の貧しい人は幸いです。天の御国はその人のものだからです。(聖書)」
という言葉がある。

ここで言われている「貧しい」とは、卑屈な狭い人のことではない。
自分が神の前にも人の前にも欠けのある者であることを認め、へりくだれる人のことである。

逆説的に言えば、自分が1番!と威張らず、傲慢にならない人。

しかし、では欠けがあって足りないと、「じぶんなんか・・・」と落ち込んだり卑屈になったりするではないか?

逆に誰かに負けるのが嫌で、人を蹴落としたり意地悪をすることが起きてこないのか?と聞かれる。

卑屈になるのは、傲慢の裏返しだといわれる。

ありのままの自分を認めて、今自分に与えられていること、物に最大限の感謝が出来たら、卑屈どころか、嬉しくなるはず。

人を蹴落としたり、意地悪をする人というのは、心が狭く、自己中心、つまり人の苦しみなど考える容量を持ち得ないから、できる。

今日1日、生かされていることを感謝できれば、素晴らしい。

あれが出来ない、これが足りないと考えるより、当たり前のように与えられている素晴らしい事を、沢山見つけられる人が、幸いだといわれるのだ。

その感謝や喜びは、置かれている状況に左右されない。

今襲っている苦しみや試練のなかでさえ、感謝を見つけられる人は、苦しい中でも、他者を慰め励ますことを日常で当たり前のように、実行している。
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