東北地方太平洋沖地震 体験から慰めを届ける
4月21日(木)
『苦しみ悲しみを受け留めるには勇気が必要。』実祝プランニング語録
16年前の阪神・淡路大震災で、お身内を亡くされた方々の悲しみは、癒えておられないことが多い。
また、震災の後にショックから、体調を崩され、後に召された方々も多い。
私の身内もそうだった。
今回の震災は、津波があり、原発の影響で仕事である農業、漁業に大きな支障が出ていることで、不安に不安を重ねる事態になっている。
悲しみや苦しみを現実として受け留めるには、勇気が必要となる。なぜなら、「死」を受け入れなければならないからだ。交通事故や病気でお身内を亡くされても、悲しみは大きいのだ。
そんな中、1964年に新潟地震に遭遇した作家、新井満さんがこのように言われた。
「1番苦しいときに人の心を癒すものは、大自然の美しさと芸術表現の感動ではないか。」と。
新井さん自身、新潟地震で恐怖を味わい、PTSD(心的ストレス障害)に悩んで大学を休学されたという。
その療養中、佐渡島の美しい夕日を眺めつつ石川啄木の「ふるさとの山に向ひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」この詩を何度も読んだと。
新井満さんは、詩をつぶやくことによって一瞬でも憂いを慰められたらという思いで、今詩を書かれている。
私も出来うることを届けたいと願う。
尼崎ベンチャービジネス研究会ホームページhttp://ama1975vb.com/に、励ます思いをこめたポスターを掲載。創作者も16年前阪神・淡路大震災で被災し、祈りを込めて制作。
4月から新しいポスター掲載。
用いて頂いていることに感謝。
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