クリスマスのバラの奇蹟 花が咲いた

2011年1月4日(火)
『花が咲く瞬間は、人の力は及ばない。』実祝プランニング語録
冬になっても、アボット・ハンスが死ぬ間際まで大事に持っていた球根からは、何の変化もなかった。
平修士はがっかりしてしまった。
しかし、クリスマスイブが近づくと、アボット・ハンスのことばかり思い出されて仕方がない。薬草畑に出てみた。
そしてアボット・ハンスが持ち帰った球根を植えた場所まで足を運んだ。
すると、球根からいつの間にか、茎が伸び、銀色に輝く葉と、白く美しい花を咲かせているではないか!
平修士は大きな声で、修道院にいる修道士達を呼んだ。
他の草や花がすべて枯れているこの冬に、アボット・ハンスの球根からだけ、花が咲いている奇蹟をみんな目の当たりにした。
これは、間違いなくアボット・ハンスがジョーインゲの森から持ってきた花である事は、みんな直ぐにわかった。
このあと、どうなるのか?
続きはお楽しみ!
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