セネカの素敵な言葉 その3

4月7日(水)曇り
『隠れた悪い事から離れているのが本当の善いことである。』実祝プランニング語録
人間は、自分の評価が気になる。
だから、自分に反対する者を騙したり,陥れたりしていく人もいる。
反対している人の理論が正しい程、事実がそこに含まれている程、反対者の揚げ足をとり、反対者が「水色」と言ったことを、上手く摩り替えて違う色、例えば「紺色」に仕立てて、貶めていく人がいる。
悲しいことに、そのような人は、小さい頃からそのような生き方をしてきたことが多いように思う。
もうそこそこの年令の方であるが、両親は人を教える立場。小さい頃、同級生に勉強が出来る子がいて、悔しいのでその子が自分の家に来たとき、その子の大事な物を隠したという。聞かれた時、その人は心配して捜すふりをして「知らない」そう答えたらしい。同級生は、大事な物がなくなって泣きながら、帰ったという。
どこでも、ご自分に反対する人に対し、ご自分の右に出る人に対して、上手にいじめたり、権力や立場を使い潰したりする人がいる。悲しいことだ。貶められた人の苦悩は、考えようとされない。
セネカ自身も、苦労している。しかし、鋭い視線でものを見ている。
そのセネカが、こう語った。 「汝を称讃する人々の価値に重さをおくべきなり。悪から称讃されざることこそまことの価値なり。」 {悪行から、称賛されないことこそが、本当に価値がある称賛だ。}セネカはこれを強調したかった。私たちも、本音の部分で自分はどのような称賛を喜ぶのか、考えてみたい。セネカはいつも本当の善と悪を意識していた。肩書きや立場は関係がない。お腹の底にあるものを見ていくことが大事だ。
『悪をたくらむ者の心には欺きがあり、平和を図る人には喜びがある。聖書箴言12:20』明日もお楽しみに! ★★★Copyright2010実祝プランニング※アダルト的内容とは一切関係がないのでそのようなコメント及び不適切なものは遠慮をさせて頂きたくお願いいたします。

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