セネカの素敵な言葉 その4

4月8日(木)晴れ
『新しい気持ちにさせてくれる言葉はつぼみが開いた花のようだ。』実祝プランニング語録
セネカの言葉を紹介しているが、彼の言葉は気持ちを新しくしてくれる「何か」がある。
彼は、哲学者でもあった。10代の頃から、プラトン哲学の流れを汲むソティオンやストア派のアッタルスに師事し、後のストア派の哲学を形成した人物でもある。
ストア派の特徴の1つは徳の実践を第一とした。
自分達が善い生き方であると考えた生き方を実践することを大事にした。堕落した生活は魂までをも堕落させると考えたからだ。ソクラテスの「ただ生きるのではなく、より善く、いきる」が土台にもなっている。
セネカの背景を少しでも理解していくと、言葉の重みや輝きがより増してくる。
さて、セネカの生まれた年であるが、BC.4~BC.1と色んな説がある。召されたのは65年4月。
しかし、古代から人は、目に見えぬ神の存在を信じてきた。
「神が存在すると思わざる人は自己を偽るものなり。たとえ、かかることを絶えず確信しても日夜不安になるがゆえなり。セネカ」セネカは神の存在を肯定していた。
困った時の神頼みという言葉があるが、人間は完全ではない。いくら周到な準備をしても、思わぬアクシデントが起こりうる。
神の存在を肯定できる人は、人間に、そして自分の力に限界があることを正直に認められる謙遜な人である。セネカの言葉は逆説で記すと良くわかる。
「神が存在すると思う人は自己に偽り無き者なり。かかることを絶えず確信すると、日々平安が訪れるゆえに。」
様々な苦しみが襲っても心を平安に保たせて頂きたいものだ。
『主に身を避けることは、人に信頼するよりもよい。聖書詩篇118:8』
明日もお楽しみに! ★★★Copyright2010実祝プランニング※アダルト的内容とは一切関係がないのでそのようなコメント及び不適切なものは遠慮をさせて頂きたくお願いいたします。

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