豹変するということ

3月13日(土)晴れ
『豹変とはごめんなさいができて正しい方向転換ができること。』
実祝プランニング語録
豹変という言葉を聞いて、何を想像されるか?
多分、良かった態度が急に変わったり、良くない事に使われることが多い。
「易経(えききょう)」に豹変の解説がある。
さて、易経とは、古代中国の儒教の基本テキスト五経の筆頭に挙げられる経典。「周易」(しゅうえき)もしくは「易」(えき)とも呼ぶ。あえて区別をするなら、基本となる「経」の部分である「周易」に、儒教的な解釈による附文(十翼)を付け加えたものが易経。
深遠な宇宙観にまで昇華させている。が政治に関わることになるので、易経は命がけの責任を背負ったという。
『君子豹変す。』(易経より)
ここで使われる豹変とは、秋になると豹の毛が抜け変わる。抜け変わった後は色が鮮やかな綺麗な色と斑紋に変化する。そこから、人徳がある君子はたとえ過ちを犯しても素早く善に立ち戻れる、そして自分を素早く的確に変えていけるとの意味。
この様から、間違っているとわかれば、直ぐにごめんなさいと素直に認め改めることだと言う。
  
今、『豹変する』と使われる表現は、自分の都合が悪くなると自分の都合に合わせ、態度を180度変えてしまうという意味である。これは、実は「君子豹変す」の後には同じ易経より、君子でない者「小人(しょうじん)は面(おもて)を革(あらた)む」と続く事からきたようだ。
小人も“変われる”が、それは「表面的なもの」にとどまるというのだ。つまり都合よく上辺のごめんなさいで、根底は変わっていないと。
どうやら、ごめんなさいと行いを改める勇気と気概がある者は君子に匹敵する?ようだ。 
『いのちに至る叱責を聞く耳のある者は、知恵のある者の間に宿る。聖書箴言15:31』
続きは又、明日! ★★★ Copyright2010 実祝プランニング※アダルト的内容とは一切関係がないのでそのようなコメント及び不適切なものは遠慮をさせて頂きたくお願いいたします。

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