小さな本当の善意は実を結ぶ、クリスマスの12日の9日目 その2
1月17日(日)晴れ
『小さな善意の種は実を結ぶ。』実祝プランニング
「クリスマスの12日の9日目、愛するあの人がくれたのは9人の踊る貴婦人。」
9人の踊る貴婦人は「聖霊の9つの果実」(詳細は2010年1月3日のブログ)
愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制の9つ。
しかし、聖書のこの前の文脈には、この9つに反する事柄が列挙されている。
ただ、言葉だけをみたら『立派過ぎて自分には難しい。』『辛いことの最中でそれどころでない。』という方もいるかもしれない。大きなことでなくていい。小さな日常の中、1つでも実行しようという決心があれば出来るのだ。
何年か前、悲しい出来事があった。そのとき思った。『辛い悲しいことに浸っていては駄目だ。その最中でも、1日1善以上をしていこう。』と。毎日小さな事でそれを探し、実行していった。
ある台風の夜、足りない物があり、近所のコンビニに走ったとき、70歳半ばの老婦人が白い犬を連れ、コンビニの前でウロウロされていた。私は声をかけた。「何かお困りのことがありますか?」すると、「台風の中、どうしても必要な物があってここまできたんだけど、犬を連れて入れないので、買い物ができないのです。」と。「じゃあ、その犬を私が見ていますよ。犬のお名前は?」「花ちゃんです。」私は花ちゃんを見ていた。
花ちゃんは賢いべっぴんさんの犬だった。吠えないが、自分が何をすべきかわかっているので、飼い主以外には簡単に心を許さない。ところが私にはしなだれかかってくる。老婦人が店から出てきて驚いた。「花ちゃん・・・あなた・・・まあ、安心しきって、もたれかかって珍しい・・・。」これはほんの些細なことだ。でも、警戒心の強い犬が数分でも安心してくれた事は、飼い主も私も嬉しい出来事だった。
9つを毎日点検し育てる事は素晴らしいが、たった1つでも実行しようとしたなら、殆どがクリアできる結果になるはずだ。人の賞賛を目当てにしたら、クリアできない。
『互いにいどみ合ったり、そねみ合ったりして、虚栄に走ることのないようにしましょう。ガラテヤ5:26』明日はどんな贈りもの?続きは明日のお楽しみ★★★Copyright2010 実祝プランニング