アドベント その25 飼馬おけがベビーベッド
12月23日(水)晴れ
『クリスマスは天使が喜ぶ日。』実祝プランニング語録
信仰を持ってマリヤを妻としたヨセフであったが、マリヤが臨月近くになったとき、ローマの皇帝、アウグストから人口調査をするから、自分が生まれた町に帰って登録せよという命令が出された。
ヨセフはユダヤのベツレヘムという町まで、妻のマリヤを連れて行くことになった。2000年前の時代、電車もバスも無く、ロバにのって旅を続けた。しかし、身重のマリヤを連れていると、ゆっくりの旅になってしまう。
ある夜、宿屋に泊めてもらおうとした。ところが、電話も無い時代である。宿も早く着いた者から埋まってしまい、
どこの宿屋も満員で泊めてもらう部屋が無かった。部屋は無いが家畜小屋なら、まだ風もしのげるだろうという宿屋の人の厚意で、家畜小屋に泊まることになった。子供達のあいだでは「馬小屋」と言われている。
その夜、マリヤは月が満ちて、男の子を産んだ。み使いガブリエルが告げたとおり、『イエス』と名づけたが、
産まれたばかりの赤ん坊を寝かせるベッドもない。ヨセフとマリヤは布にくるんで、飼馬桶の中に寝かせた。飼馬桶とは、大きな木をくりぬいて、おもに馬のえさを入れるために作ったえさ入れ。1度に3~4頭の馬がエサを食べられるものである。そこに寝かされた。
さて同じ時間、この土地に羊飼い達が、野原で羊の番をしながら、野宿していた。彼らは貧しい者たちであった。
ところが、主の使いがこの羊飼いのところにも表れた。主の使いが表れたときは、大きな強い光が輝いた。羊飼いたちは「何が起こったのだろう?」と恐がった。天の使いは言った。「恐がらなくても大丈夫です。今わたしは、全世界のすべての人々のために、素晴らしい喜びを伝えに来たのです。今日、ダビデの町で、救い主がお生まれになりました。飼馬桶に寝ておられる生まれたばかりの赤ん坊です。これが、あなた方へのしるしです。」と。
赤ん坊が飼馬桶に寝かされていることは、羊飼いたちには、1番よく理解できる目印だった。そのとき!多くの天使の群れが表れた。続きは明日のお楽しみ・・・Copyright2009 実祝プランニング
★★★★★★★★★ 『きょうダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ、主キリストです。聖書ルカ2:11』 救い主の降誕がクリスマスである。